こんにちは、キプロス島
でバケーション中のエリカです。
今日はキプロスという国についてのウンチクを・・・・。
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キプロス南北分裂ストーリー
キプロス島は、シチリア島、サルデーニャ島に続いて、
地中海では3番目に大きい島。
1974年以降、南北に分断されていて、
島の北部にはトルコ系キプロス人、
南部にはギリシャ系キプロス人が住んでいます。
国際的には島全体が “キプロス共和国”という1つの国なのに、
トルコ共和国だけは、キプロス北部を “北キプロス・トルコ共和国” と呼び、
独立国家であると主張しているらしく、
数年前までは、南北を行き来する事さえ難しかったようです。
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さて、私が泊まっている所
は、首都ニコシアのギリシャ側(南)。
首都ニコシアはちょうど南北の境界線上にあって、
街は国境のようなもので2つに区切られています。
きのうはその境界線をまたいで、
北キプロス(トルコ側)に行ってきました!
北キプロスに入るには、ビザを取らなければなりません。
ビザは割と簡単に取れます。入場券みたいな物です。
境界線のところで、パスポートを提示して、
小さい紙切れをもらいます。
そこに、名前、国籍、パスポート番号を記入して、
スタンプをもらい、それがビザになります。
ちなみに南側に戻ってくる時も、
その紙とパスポートを提示しなければなりません。

陸続きの境界線を歩いて渡るのですが、
南キプロスを出てから北キプロスに入るまで、
10mくらい距離があり、その区域は北と南、
どちらにも属さない
中立区域になっています。
“UN” と書いてある国連軍のトラック
が駐車してあり、
建物は全て布で覆われていました。
戦争があった時は、この区域に住んでいた住民達が、
お互いに石を投げあっていたそうです。
今は静かで落ち着いていましたが、
軍隊が在中している所ってやっぱり緊張感が漂います。
かくして北キプロスに入ると、
ちょこっと雰囲気が変わりました。
モロッコに行ったときのような感触。
イスラム教だからでしょうか?(南はギリシャ正教会)
モスク(イスラム教の礼拝堂)もありました。
この建物はもともとキリスト教の教会だったらしいのですが、
戦争の時にトルコ系住民が上部を建て増しして、
イスラム教のモスクにしたそうです。
旗も掲げてありました。
アンティークの雑貨屋さん。
古い街並に合っています!
町中ではテレビの撮影が・・・。
お腹がすいて来たので、
南キプロスに戻りました。
偶然通りかかった工事現場。
建設工事中に地面を掘ってたら、
遺跡にぶつかったそうです。

夜は相方の友達の両親がやっているレストランで食事。

ちなみに “レストラン” は、
ギリシャ語で “タベルナ(食べるな)" って言うそうです(笑)
あつあつのピタ!
なすのディップ!
レモン(キプロス人は何にでもレモンをかける・・・)
フェッタ・チーズ入りのサラダ。
ギリシャ系料理の代表です。
待ってました、
キプロスのビール、KEO。

メイン・ディッシュ!
バーベキューです。
ハルミや豚肉、牛肉、ソーセージ、フライド・ポテト!
これ一人前ですよ!!
そんなこんなでキプロス観光1日目は終了。
お腹いっぱいでぐっすり眠ったエリカでした。
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