こんにちは、キプロス島でバケーション中のエリカです。
今日はキプロスという国についてのウンチクを・・・・。
*********************************************************************キプロス南北分裂ストーリー
キプロス島は、シチリア島、サルデーニャ島に続いて、
地中海では3番目に大きい島。
1974年以降、南北に分断されていて、
島の北部にはトルコ系キプロス人、
南部にはギリシャ系キプロス人が住んでいます。
国際的には島全体が “キプロス共和国”という1つの国なのに、
トルコ共和国だけは、キプロス北部を “北キプロス・トルコ共和国” と呼び、
独立国家であると主張しているらしく、
数年前までは、南北を行き来する事さえ難しかったようです。
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さて、私が泊まっている所は、首都ニコシアのギリシャ側(南)。
首都ニコシアはちょうど南北の境界線上にあって、
街は国境のようなもので2つに区切られています。
きのうはその境界線をまたいで、
北キプロス(トルコ側)に行ってきました!
北キプロスに入るには、ビザを取らなければなりません。
ビザは割と簡単に取れます。入場券みたいな物です。
境界線のところで、パスポートを提示して、
小さい紙切れをもらいます。
そこに、名前、国籍、パスポート番号を記入して、
スタンプをもらい、それがビザになります。
ちなみに南側に戻ってくる時も、
その紙とパスポートを提示しなければなりません。
陸続きの境界線を歩いて渡るのですが、
南キプロスを出てから北キプロスに入るまで、
10mくらい距離があり、その区域は北と南、
どちらにも属さない中立区域になっています。
“UN” と書いてある国連軍のトラックが駐車してあり、
建物は全て布で覆われていました。
戦争があった時は、この区域に住んでいた住民達が、
お互いに石を投げあっていたそうです。
今は静かで落ち着いていましたが、
軍隊が在中している所ってやっぱり緊張感が漂います。
かくして北キプロスに入ると、
ちょこっと雰囲気が変わりました。
モロッコに行ったときのような感触。
イスラム教だからでしょうか?(南はギリシャ正教会)
モスク(イスラム教の礼拝堂)もありました。
この建物はもともとキリスト教の教会だったらしいのですが、
戦争の時にトルコ系住民が上部を建て増しして、
イスラム教のモスクにしたそうです。
旗も掲げてありました。
アンティークの雑貨屋さん。
古い街並に合っています!町中ではテレビの撮影が・・・。
お腹がすいて来たので、
南キプロスに戻りました。
偶然通りかかった工事現場。
建設工事中に地面を掘ってたら、
遺跡にぶつかったそうです。
夜は相方の友達の両親がやっているレストランで食事。ちなみに “レストラン” は、
ギリシャ語で “タベルナ(食べるな)" って言うそうです(笑)
あつあつのピタ!
なすのディップ!
レモン(キプロス人は何にでもレモンをかける・・・)
フェッタ・チーズ入りのサラダ。
ギリシャ系料理の代表です。
待ってました、
キプロスのビール、KEO。
メイン・ディッシュ!
バーベキューです。
ハルミや豚肉、牛肉、ソーセージ、フライド・ポテト!
これ一人前ですよ!!
そんなこんなでキプロス観光1日目は終了。
お腹いっぱいでぐっすり眠ったエリカでした。
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