始めにお断りしておきますが,僕は地震の専門家ではありません.
ですが,東北地方太平洋沖地震と,その後に発生した長野県北部・静岡県東部地震の関係について思うところを書いてみたいと思います.
下の図は,過去7日間に東日本で発生した地震の震源の位置(星印)と,プレート境界の位置関係を示しています.灰色の楕円は東北地方太平洋沖地震で滑ったと思われるプレート境界部分です.
(データはHi-netで公表されているものを使用しています)
(適当に作っていますので,不正確な部分がありましたらお許し下さい)
気象庁では,東北地方太平洋沖地震と長野・静岡(内陸活断層起源)の地震は直接関係していないと発表しています.ですが,個人的にはもし何らかの関係があったとしても正直言って今の段階では分からないのではないかと思っています.
ただ,プレートはかなりしっかりした剛体ですし,少なくともこの図を見ると,あまりにも大きかった東北地方太平洋沖地震の影響を受けて,北米プレートと他のプレート境界の応力バランスが崩れて,内陸地震が誘発された可能性があるのでは無いかという気がします.
その観点から見ると,今後長野・静岡以外の場所でも北米プレート境界では地震が誘発される可能性があるかもしれないと感じています.具体的には房総沖.相模トラフでも地震の可能性があるかもしれません.
これらの地域は関東にも近いので,巨大地震でなくとも地震が発生したとしたら影響は大きいはずです.
素人の浅知恵ですので頭の片隅に入れておいて貰えるだけで結構ですが,少なくとも備えだけでもしておけば少しでも安心できるかと思います.
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