お正月休みを利用してカリフォルニアに戻っています。
PTO(Paid Time Off : 有給休暇)ながらも午前と午後と2本の電話会議があり、今日はあまりゆっくり出来ないのは残念でしたが、Book Offに行きました。
日本語の本はどうしても限られてしまいますが、勤務地では手に入らないので、あるだけ幸せです。特売コーナーを中心に16冊ほど買い込んできました。
学生時代に有り金をはたいて行った遊郭。夜も明ける帰り際に遊女からルビーの指輪をもらう話など心に沁みました。
そういえば、妻から聞いた高校時代の演劇部の同級生が役者となった時の話を思い出しました。『水戸黄門』の中谷一朗から「何か困ったときに」と、こっそりルビーの指輪をもらったというのです。
高倉は即座に指輪を売って、仲間に大判振る舞いをしたというのはスケールの大きさでしょう。
編集の方の力も大きいのでしょうが、文章も読みやすく良い本でした。
昨日読んだもう1冊、『生協の白石さん』は立ち読みでした。これについてはまた別に書こうと思います。
The important thing is to identify the "future that has already happened"