以前,若手研究者数の減少についてコメントしましたが,
僕のポジションが「正規雇用」なのか気になったので調べて見ました.
任期付採用職員
高度な専門的知識を有する者を任期を限って採用する必要がある場合や、以後一定の期間に特定の業務量が増大することが見込まれ、一定期間職員を増員する必要がある場合等に限り、5年を越えない範囲で任期を切って採用される職員。雇用期間中は正職員に準じる待遇を受ける。
「ウィキペディア(Wikipedia)より」
正職員に準じると言うことは,どうやら僕は正規職員では無いのかもしれませんね.
まあ正規かそうじゃないかは正直どちらでも良いのですが,たまにPD問題のアンケートで現在の雇用状況を聞かれますが,その定義をみんなちゃんと知っているのかなと.
つまり,任期付き教員の僕は,常勤職だけど,正規職員では無いようです.たぶん.
(誰か詳しい方がいたら教えて下さい)
まあどちらにしろ,僕の任期は「残り3年,成績次第によっては更新の可能性あり」です.
ただ,基本的に僕は「任期更新の可能性」とかいう言葉は信じないようにしています.
だって,取り巻く状況が変われば,どんなに業績があっても必要とされても(僕がと言う意味ではないです),誰にもどうしようも無く更新できないってことがあり得るからです.
繰り返しますが,誰が悪いわけでもなくです.
状況変化の具体的な可能性としては.これから進むであろう国の人件費の削減などです.
人件費削減っていうと給与が減るだけの様な気がしますが,実際はたぶん採用減になるでしょう.
採用減ということはまた若手の新規採用を減らして(ストップして),その間の定年退職者による自然減でトータルの人件費を削減するって感じでしょうか.
まあこれは今までもやってきたことですが(だから若手研究者が減っている),
今後さらに急激に人件費を削減する必要が出てきた場合はには,きっと任期更新をカットすることで調整することになるでしょうね.
まあこれは年金開始年齢引き上げ問題と一緒で,単純計算から行って自明の結論かなと.
今後,人件費削減の話がどう具体化していくのか,注意深く見て行きたいと思います.
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