高校生になって3日目の息子
昨日も緊張のあまり、ろくにランチも食べれなかったらしい。
今日は大丈夫かな、と思い、学校が終わった後の時間に
テキストをしたら、大丈夫、だって。
良かった~、と思っていたら
でも、ちょっと色々あって・・・。
夕食の時にでも話すよ、とテキストが返って来た。
な、何?
何があったの~?
良いこと?悪いこと?と聞いても
私の携帯はウンともスンともしない。
何があったかというと。
時を息子の入学前に戻す。
彼は、入学にあたり、みたいな資料の中に
外国語は必修で、学校でオファーされている授業は
スペイン語とフランス語。
それ以外にも、中国語、ドイツ語等、オンラインで受けることができる
と書いてあり、その中に日本語もあった。
へ~、こんな小さな町でも日本語が取れるんだ~、と
何だか嬉しかった私達。
恥ずかしながら、私は子供達に日本語を教えて来なかった。
(話がもっと過去に戻ってる・・・)
子供達は小さい頃から託児所に預けられていたので
日常的に日本語を話す機会が少なかったし
何といっても、私が根気がなかったから。
1日働いて家に帰ってきた後に
日本語で話しかけても、キョトンとしている子供達に
それはね、と英語で説明するのに疲れてしまったのもある。
特に娘は少し大きくなると、公衆で日本語で話しかけられるのを
恥ずかしがり、英語で話して!と言うようになり
もういいや、と諦めてしまった。
そんな娘は、彼女が中学生の頃に
友人が根気よく日本語を教えてくれたので
ひらがなの読み書き程度はできるようになった。
息子も、中学生になり、日本語が話せるようになりたい、と言い出し
事あるごとに、この意味はね、とか教えるようになったものの
全然続かない。
で、話を入学前に戻すと
息子は日本語の授業をオンラインで取れると知り大喜び。
本当は多くの友達が行く私立の高校に行きたかった彼は
このことで、踏ん切りがついたほど、楽しみにしていた。
そうしたら!
今日、オンラインの授業の担当の教師に初めて会い
日本語は選択できない、と言われたらしい。
そして、今すぐどの外国語にするか決めろ、とも。
スケジュールは学校側が認めたし
今さら言われても、と思わず感情的になってしまったらしい。
何でも、授業はオンラインでも、テストの採点は教師がするらしく
日本語を教えられる教師がいないためらしいが
よくわからない。
追いつめられて(?)、ドイツ語を取ります、と息子は答えたみたい。
え?ドイツ語?!
旦那は(ひいて息子も)ドイツ人の血が入っているけれど
ほんの少し(本当にすこーし)話すことができるくらいだし
私のようにネイティブ(日本語のね)じゃないからなあ。
息子は、その教師に対して感情的になったことは謝った、と言っていた。
母親の私でさえ、彼が怒るのをほとんど見たことないので
よっぽどショックだったのかも。
まあ、こんなことは、後になって振り返って
笑い話になるようなことだけれど
慣れない環境で、ランチタイムに
食事が喉を通らないほど緊張している息子にとっては
泣きっ面に蜂といった感じだったんだろう。
なんだか、聞いていてせつなくなった。
もう高校生だけど、いつまでたってもマイベイビーだからね
(また、そいういうことを・・・)
頑張れ、息子!
母は、明日学校に電話して聞いてみようと思う。
しゃしゃり出すぎかしら、とは思いつつ・・・。
では、おやすみなさい~。
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