私の本当の名前はかよではなくて
まあ、いわゆる昭和女子風な名前。
今時のキラキラネームとはほど遠く
日本人なら誰でも読めるし、発音できる(笑)
でも、アメリカ人にとってみれば、やっぱり難しいみたい。
うーん、難しいっていうよりも
やっぱり英語風に発音しちゃう。
そして、こちらが訂正しない限り、そのままって感じ。
私の場合、親しい友人や、職場の同じ課の同僚には
きちんと呼んでもらいたいので
実はこういう発音なのよ、と訂正する。
それ以外はどうでもいい(笑)
訂正しても10年間違って呼び続ける人もいるけど。
で、今日あった出来事。
私の所属するグループは、私が5年前まで
所属していた部署に吸収されたのだが
そこには、以前からの同僚がまだたくさん働いている。
そして、その内2人が私達のグループへ異動のような形になった。
そのうちの1人は、ヴァロリーといい
彼女は私と同時期にこの会社に勤め始めた。
当時は隣の課にいたので、私とは、まあ、顔見知り以上の関係。
なんだけれども、彼女は10年前から変わらず
間違った(というか英語風の)発音で呼びかけてくる一人。
私も、まあ、別に近い関係でもないし、いいや、と思っていた。
中には、他の人が正しく呼んでいるのを聞いていながら
それでも、気付かないのか、どうでもいいのか
直さない人も結構いて
そいういう人に、いちいち、ねえ、ちょっと・・・と正すことを私もしない。
ヴァロリーも、別にいいや、と思っていた1人。
なんだけれど
今日、ミーティング中に、あ、これは、彼女の呼び間違いを
指摘するチャンスかな、ということがあった。
それは、彼女の名前はヴァロリーで、一般的な
ヴァレリーとは綴りが違い
他社や他の部署からのメールのほとんどは
ヴァレリー宛で来るので、ムカつくのよねー、と言っていたから。
後で別の同僚から聞いたら、最近彼女は女の子を出産し
職場へその報告のメールを出した際に
その赤ちゃんの名前を、どう発音するかの説明書きがあったという。
そんな彼女だから、ちゃんと分かってくれるわよねー
とミーティングが終わってから、ねえ、と話しかけた
(彼女は間違うこと、というか間違いを指摘されることを
とても嫌うので、ミーティング中に言うのを避けた)。
実は、私の名前はね・・・・、と言うと
ヴァ 「あら、そうなの?
あなたの名前の綴りからはそうは読めないわ」
私 「日本語母音は、A は、あ、って発音して
I は、い、で・・・」
などと説明していたら
ヴァ 「でも、そうだったら、あなたの名前の発音はこうじゃない?」
なんて、突っかかってきた。
(自分の名前の発音くらい、知ってるよ)と思いつつ
それで、また、私の名前の発音に似た英語の言葉と
その発音の例を出して説明すると
「ふーん。そうなの。That's OK 」だって。
それも、あなたが私の間違いを指摘したのは
気にしないでおくわ、みたいなニュアンス。
普通、この会話って、ヴァロリーが
「あら、そうだったの。ごめんなさい。これから気をつけるわ~」
って言って
私が、That's OKって言って終わるんじゃないかしら~?
と思うのは私だけ??
少しのリスペクトさえ心にあれば
同僚の名前をきちんと発音しよう、と思うんではないかしらね。
まあ、彼女との距離がこれ以上近づくことはないと思うので
どうでもいいって言えば、いいんだけど。
なんか、モヤモヤした出来事でした。
でも、考えてみれば
日本にいたら、Robert のことを ロバートと呼んで
Rの発音なんてしなかったりすることを考えれば、おあいこ(笑)なのかも。
私も、もっと寛容にならないといかんのかしらね
(でも、本当に、近しい人にしか期待していないのよ~!)。
明日から彼女がどんな風に呼ぶのか気になるところです。
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