29歳のある日。
そのころ、夫は仕事で忙しく、
乳幼児2人の育児にやや疲れ気味だった。
ふと、昼間の明るい光の中で、自分の姿が鏡に映った。
「あれ」
自分の顔をまじまじと見つめるのは数年ぶりだった。
あれ?こんな所にソバカスあったっけ?
傷跡が全然治らない。
顔色が悪い。
目元が暗い。
何事・・・?この老け様。
もともと自眉が太く描く必要がなかったせいか、
大したメイクもしたことがなかった。
素肌でも大した問題ないじゃん、
と、漠然と若さに頼ってきた20代。
鏡に映る30歳目前の自分を見て、
「アリとキリギリス」がピターンとはまった。
私はキリギリスだったのだ。
ふつうは、中高生あたりから自然とメイクやファッションに興味を持ち、
試行錯誤しながらだんだんとメイク技術を身につけ、
日常的にメイクしなくてはいけない年齢になる頃には、
自分流のノウハウがしっかり蓄積されている。
その健気に努力する姿は、食糧が豊富にある暖かい季節もせっせと働き、冬を越すために蓄えてきた「アリ」のようだ。
一方、今は大丈夫なんだから、何もする必要ないよとノンビリ遊んで暮らし、冬に凍える「キリギリス」。
まさに私のことだ。
その差、ざっと15年。大きい。
それに今気づけてよかったと思う。
まだまだ30代、女磨きも、やる気次第。
今まで外見にぜっんぜん興味なかったのは、
内面磨き(自分探し?)に必死でそれどころじゃなかったこと。
それが結婚し、子どもを産み、
家族の幸せのために生きることが新たな目標となった今、
自分探しはひと段落したように思う。
妻として、親として色々な人間関係を築いていく上で、
メイクやファッションは重要なのではないか。
とゆー脳内緊急会議が開かれ、
今さらながら外見磨きに一念発起したのでした。
ここまでサボッておいて大変申し訳ないんだけど、
1からゆっくり学ぶのは不可能なので、
努力を重ねてきた「アリ」さんに、知恵と技術を拝借すべく…
メイクレッスンにいくことにしました。
さて効果はいかほどかしら…
長い長い独り言をここまで読んでくださった方、
お疲れ様でした^^
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