昔、むかーし、私がまだ短大生だったころの話。
短大の後期試験もすべて終え
就職先も決まっていて
卒業式、謝恩会、そして友人のFみとの卒業旅行を控え
家でのんべんだらりとしていたある日
一通の知らせを受け取った。
それは、通っている短大からだった。
何だろう、と思い軽い気持ちで開けてみると
なんと!
追試のお知らせだった!
はっきりいって私は不良短大生で
試験前にしか勉強しないような
優秀とは言えない学生ではあった。
でも!でも!!
赤点ですか~~~!?
そんなもん、今まで取ったことないし!
え~、うそ~、本当~?(←当時よく言ったよね?同世代の方?)
とか言ってる場合ではなく
これは受けないと卒業できん、と腹をくくりかけて読み進めると
その追試の日は、卒業旅行の日程のど真ん中!
え~、どうするの~?
旅行先はシンガポール・マレーシアなのに~。
飛行機のチケットだって購入済。
一瞬、試験を無視して、旅行へ行ったら?と考えた。
そりゃ、もちろん、短大3年生に突入。
就職先へもお断りを入れ。。。
親に頭を下げて、もう1年通わせてもらう。
なーんて、もちろん却下、却下。
あまりのショックに頭は真っ白になるし
心臓もばくばく(笑)
そんな自分をようやく落ち着かせて、考えてみた。
(ふーむ、追試の科目は英語。
あの試験、楽勝と思いながら受けた記憶があるけど
実際は、赤点を取るほど悪かったのか?
そんなはずはないけどな~。
でも、そんなの的外れの自信で、実際ヤバかったのか!?)
そして、出した結果は、学生課へ問い合わせること。
自分では赤点を取ったとは信じられず
実際何点取ったのか、採点ミスということはなかったのか
聞いてみることにした(はい、失礼な学生です。でも、もう、必死 笑)。
すると、学生課の人は、そのクラスの教授に聞かないと
わかりません、教授に直接聞いてみてください、と仰る。
その後の記憶はあやふやなのだけれど
確か、電話番号を学生課からもらい
ドキドキしながら教授に電話をかけ、アポを取り
彼のオフィスへ訪ねていくことになった。
とりあえず会ってもらえることで、第一関門突破。
心の底からほ~っとした。
そして、そのアポの日。
教授のオフィスの様子はあまり覚えていなくて
何となく薄暗かったような記憶があるだけ。
教授は私の名前とアポの用件を聞くと
机の上に出してあったファイルを開け、ちらりと見た。
その間、私は
(いやいや、絶対赤点のわけがない!)という自信と
(あ~、本当に赤点だったら、どうする~)という心配のはざまで
大揺れ。
そして教授が口を開いた。
続きはまた次回~!
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