リテールで働いていると、本当に色々な人達と接する。
にこにこと気持ちのいい人
にこりともせず、一言も口を聞かずにチェックアウトする人
買い物中毒気味の人
連れている子供に始終怒鳴っている人
何はともあれ値切る人などなど。
お客さんと接するのはほんの1分から10分ほど。
一生から考えれば、ほんの一瞬。
でも、人の振り見て我が振り直せ、ではないけれど
やっぱり、不機嫌を振りまくよりは
誰にでも気持ちよく接するって大事だなあ、と思う。
笑顔は絶対伝染するし。
売る側としては、どのお客さんに対しても公平であるべきだと
思うけれど、やはり、ナイスなお客さんへの対応は
ナイス度がレベルアップしてしまう。
で、今年のブラックフライデー前後のショッピングシーズンで
見かけた、えっ、と印象に残ったお客さんたち。
1. 店(てん)の恵み
クーポン適用外と明記されている商品であるにも関わらず
割引をしてくれ、とご要求のお客さん。
私の説明では納得して頂けず、マネージャーを呼んだのだが
このマネージャー、まだ勤め始めて日が浅いこともあってか
彼女のけんまくに屈して割引をすることに応じた。
そこで、そのお客さん、Thank you!と大きな声で言うので
You're welcomeと返そうと思ったら
Thank you , Jesus! と両手をあげ上を向いて
イエス様に感謝していた。。。
2. マネージャーを呼んで!
これは、私ではなくて、高校生のバイト君に起こったこと。
彼が、お客さんにクーポンの説明をしていたら
手を振ってさえぎり
「どうせ、あなたは、この時期だけの短期のバイトで
何も知らないんでしょ?
埒が明かないから、マネージャー呼んで!」
彼は、短期のバイトではないし、クーポンについても
きちんと説明できます、と伝えても
お客さんのボリュームは上がるばかり。
結局、マネージャーが来て、同じ説明を繰り返したら
一瞬で納得のお客さん。
その間バイト君は、隣で顔を真っ赤にしていた。
ドンマイ!気にしちゃあかんよ。
世の中には色んな人がいるのさ。
3. どうなってるの。。。?
このお客さんに関しては、今のセールに限ったことではないが
どこから手に入れるのか、いつも割引率の大きいクーポンの
バーコードを携帯電話にダウンロードしていて
チェックアウトの仕方によっては、1回の精算に
何回もクーポンを使えるということを知っている彼女は
かなりのツワモノ。
昨日も、500ドル近い買い物を100ドルほどで手に入れていた。
店員の私ですら、思わずキツネにつままれたような
感じになってしまう。
で、今日、ちょっと、あれ?それって詐欺スレスレ?
と気が付いたことがあった。
あ~、これは、長くなりそうなので、また明日にでも続きを書こうと思う。
4. お客さんの分が。。。。
これは、お客さんというよりは、店員の話。
今回のセールで目玉商品のひとつが店へ配達されず
別の商品が代わりとなったのだが
これが、13ドルで?とびっくりするような電化製品。
セールの前夜にデパートをチェックした際に
30箱ほどあったと思う。
案の定、セールが始まってすぐに売り切れた。
やっぱりねー、なんて思っていたら
その売り場で働いている店員が
いや、実はね、ロバート(やはり、その売り場の店員)が
5つも買ったのよ!
えー!そんなことしていいの?マネージャーは何か言ったのかな?
と聞くと
多分、何も言ってない。だって、彼も自分の分をキープしてたから。
嗚呼。
こんなんでいいのか。なるほど、すぐに売り切れたわけだわ。
店員には数量制限とかしたほうがいいんじゃないかしらね~。
お客さんの分がなくなっちゃうのは、ちょっと、と思ってしまった。
こう、書いてみると、別に。。。ということばかりかも。
最近は、レジでも肝が据わってきた私でも
ほほう、そう来るか、ということがあって
よく言えば、良いスパイスになっている。
でも、やっぱり、同じスパイスでも、ハラペーニョとかじゃなくて
いい匂いのハーブみたいなナイスなお客さんが素敵。
そいういうナイスなお客さんと接するたびに
私も買い物するときは、というか、どこに行っても、誰に対しても
リスペクトの気持ちを忘れずに、ナイスを心がけなくちゃな~
と思うのです。
読んでくださってありがとう。ぽちっとよろしく。
にほんブログ村
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。