ちょっとご無沙汰ですが,健忘禄も兼ねて,NZ生活の事も書き留めていきます.
既にウェリントンに来て一ヶ月以上も経ちましたが,ここは本当に風が強いです.
さすが"Windy Wellington"と呼ばれるだけあります.
さて,今日はウェリントンでの家探しについて.
NZに来て二回目の家探しですが,今回も少しだけですが苦労しました.
(クライストチャーチの時に比べれば楽勝でしたけど)
例によって,家探しは"Trade me"から始まります.
前も書きましたが,Yahoo オークションの親戚みたいなものですね.
今回の家探しは,南島旅行中からスタートしました.
クライストチャーチの家はオーストラリア出張前に引き払ってましたし,ホテル住まいは経済的に厳しいので,出来ればウェリントンに移動前に目星をつけようと考えていました.
ウェリントンでの生活は僅か3,4ヶ月ですので,狙うはやっぱり家具付き物件です.
そして,研究所がウェリントン市内から少し離れたLower Hutt市にあるので,そちらへのアクセスも考慮して物件探しを開始しました.
ところが,旅行先からめぼしい物件にメールを送っても,ナカナカ返事が来ない.
返事が来ても,実は家具付きじゃなかったんだとか,条件が違っていたりとか,
まあやっぱり短期滞在の外国人だと,一戸建て物件なんかはやはり難しいのかもですね.
困ったなあと思ってたら,一つの物件のオーナーから連絡がありました.
その物件はLower Huttに少し遠く,家賃も高かったので,本命では無かったのですが,
オーナーが,「本当は1年以上貸し出したいけど,外国から折角来るなら短期でも貸すよ」
と言ってくれました.
メールをやり取りしてみると,どうやら彼もPhDらしく,こちらの問い合わせメールを読んで研究者なら是非融通してやらねばと思ったそうです.しかも,彼もかつて日本に2年ほど住んでいたことがあるとのことです.
そして,「ウェリントンに来てホテル住まいは大変だろうから,到着にあわせて全てセットアップしておくよ」と言ってくれました.
さらに,契約(入金)は入居後でオッケーとのこと.
オーナーはしっかりした人だし(たぶん官僚),そこまでして頂くなら物件を見る前に決めちゃっても良いかな,家賃はちょっと高いけど(550$/週)まあ4ヶ月だけだし,
と言うことで,予想外でしたがウェリントン移動前に決めてしまいました.
やはり,住居が未定のまま新しい街に行くのは不安なので,随分気が楽になりましたね.
その後,実際に住んでいますが,とても良い選択だったと思います.
近くに子供を遊ばせる所は無いのが残念ですが,ウェリントンだと何処でもそうだし.
研究所にもウェリントン市内にもまあアクセスが良く,景色も良いので気に入っています.
特に夜景がキレイ.
もう一つ気に入っているのが,家具と一緒に大量の書籍も揃っていることです.
数千冊はあると思います.
まあ彼の専門である哲学や政治の本が中心で,それらはとても読めませんが,
その他にも建築や自然科学の本もあって,パラパラ見るだけでも楽しいです.
そうこうしている間にNZ生活もあと三ヶ月をきりました.
残りの日々を楽しんで過ごしたいと思います.
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。