今日、インフルエンザの予防接種を受けた。
この予防接種は、私にとって初冬の風物詩。
わびさびも叙情もあったものではないが
予防接種をするたびに、ああ、冬が来るなあと思う。
免疫力の抑制剤の服用が必要な私は、少しでもインフルエンザに
抵抗できるようにと、予防接種を受けるように
私の医者というかナース・プラクティショナーに言われているので
予防接種の賛否両論、色々意見はあるみたいだが
素直に毎年受けている。
ありがたいことに、勤務先で無料で受けられるので
わざわざ医者や薬局へ行かなくても済むのでとても助かる。
そして、その予防接種が今日スケジュールされており
ちゃんとOutlookのカレンダーに入れておいたのだが
週末カレンダーをチェックしなかったので
今朝、そのことをすっかり忘れて出社。
別に何も用意するものはないのだが
会場の大きな会議室に着いて、受付を済ませてから
やば、と焦った。
毎年そうだったか、覚えていないのだが
出張にいらしたナースは、会議室の一角というか
真ん中の壁際にテーブルを構えていて
そこは、待っている人から丸見え。
男の人なんかは、シャツを脱ぎ、Tシャツになり
注射を受けている人も。
それを見て焦った私。
予防接種のことを忘れていた私は
何も考えずにボタンダウンのコットンシャツを着て出勤。
腕まくりすれば大丈夫かな、と心配に。
自分の順番が来て、看護婦さんのテーブルに座り
腕まくりをしようとしている私に
かなり上の方の肩付近に注射しますので
袖は腕までまくって下さいねー、と仰る。
でも、細身のシャツなので上のほうまでまくり上がらない!
その様子を見たナースは
「下、何を着ているの?」
「キャミソールです」
一瞬、見つめあう二人。
何でか知らないが、会議室で順番を待っているのは
10人ちょっとだったのだが、何故か全部男性。
少しの沈黙のあと
「肩付近なんだけどな。。。」とナース。
じゃ、と覚悟を決めて、シャツから肩を少し出して
ちょっとだけ遠山の金さんをしましたよ、ワタクシ。
ま、夏には、みんな肩を出して歩いているし
キャミソールの紐が見えたくらい、どうってことないよ
と自分に言い聞かせたが、やっぱり、とてもUncomfortable。
自分が予防接種のことを忘れていたのがいけないって
分かっちゃいるけれど。
・・・と今書きながら思ったのが
そういえば、どうして衝立とか置いていなかったのだろう!( ̄^ ̄)
プライバシーとかにうるさいアメリカにある会社なのに。
腕をだしてチクリとするくらいは、別に、ってことなのかしら。
それとも、やはり気遣いの問題だろうか。
日本でも、オープンスペースで
はい、ちょっとチクリとしますよー、とかやっているのだろうか。
明日でも、担当の人に言ってみようっと。
もしかしたら、私のように思っている人もいるかも知れないし。
アメリカに住んで20年。
自分が忘れたことを棚にあげ、相手に改善を求める私。
アメリカ人化したのか、ただのおばさん化しただけか
どっちかしらね┐(´∇`)┌
読んでくださってありがとう。ぽちっとよろしく。
にほんブログ村
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。