日本のニュースでは、最近ユネスコの世界遺産に富岡製糸工場が登録されたことを盛んに報道していますが、フィジーにもユネスコの世界遺産に登録されたところがあります。
それは、フィジーの旧首都オバラウ島のレブカです。
レブカについては、
フィジー留学のブログにもちょっと紹介されていますが、私は1997年に一度いったことがあります。
小さな静かな港町で、昔ダイビングしにいった西伊豆の小さな漁港、「戸田」とか、「田子」みたいな雰囲気に似ているなあ、と思いました。
表通りは端から端まですぐに通り過ぎてしまうくらいです。
魚の工場があるので、空気になんとなく魚のにおいが漂っていたりします。
19世紀にフィジー初の郵便局、銀行、新聞社、ホテルなどが建てられたところなので、レトロな感じの建物がいまでも残っています。
そんな建物のひとつ、ロイヤルホテルの入り婿さんは日本人男性です。
レブカは世界遺産に登録されても、富岡製糸工場や富士山みたいに観光客が増えている、とは聞かないので、相変わらず静かなままだと思います。
観光客がここを目指してくるにはちょっと遠いですし。
レブカにいくには、
1)フィジーの玄関口であるナンディ空港から国内線を乗り継いでいく
2)ナンディから車で4時間ほどいったところにある桟橋からフェリーに乗る
となるので、フィジーに到着した当日にオバラウにたどりつけないかもしれないのです。
島の周辺にはビーチもありますが、ビーチを目指すリゾート派には向かないかもしれません。
でも、一度いくと「とってもよかった!」という声もききます。
レブカだけを目指して海外からはるばるくる旅行者向けでなく、フィジー周遊旅行の目的地のひとつとかにいいかも。。
(私自身、オバラウ島の隣にあるバティキ島にいく途中の経由地として立ち寄っただけでここは目的地ではなかったです。)
ランデブーフィジーでフィジー留学した留学生の女性が一度いったのですが、
街で出会ったフィジー人ローカル男性から、
「絶対に街の裏手にある丘に登ろう!」といきなり誘われて連れて行かれたら。
そこからの景色が絶景で、一生忘れられない思い出になった、とか。
場所は、街から199段の階段を登ったところで、ミッションヒルといいます。
街でナンパされたの?と思いきや、そのローカル男性はただ純粋に町自慢で丘の絶景を見せたかっただけでした。
丘の上からはロマィビティ諸島の島々が見えます。
その島々の中には、ずっと前ですが、私のブログで紹介した
マコガイ島もあります。
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