リベリアへ旅行していたテキサスの男性がエボラ出血熱に感染し
現在隔離され、治療中という記事を読んだ。
また、その男性と接触していた人が感染の可能性があるということで
現在やはり隔離されているらしい。
そのことで、付近の多くの住民は子供を小学校へ通わせるのを
見合わせたりしているとのこと。
この状況をまとめてみると
* 最初の感染者の男性は19日に西アフリカを発ち
20日にアメリカへ到着
* 24日に症状が出始め、26日に病院へ行くも帰宅。
* 28日に悪化、救急車で病院へ運びこまれる。
* 一緒のフライトの乗客は感染のリスクはない。
(症状が出ているときに感染する)
* 男性と接触したのは18人で、はモニターされている。
空気感染しないとはいえ、致死率の高いこの病気。
近辺に住む人々の中にはパニックを起こしている人も多いらしい。
しかし、どうして最初に病院に訪れた際に
すぐに検査しなかったのだろうと思っていた。
リベリア帰りで、エボラ熱の症状が出ているのに。
Huffington Postによると、この患者は看護婦に旅行のことを
伝えたのだが、その看護婦と医師チームの間での
意思疎通がされなかったことが原因らしい。
もう、しっかりして欲しいなあ。
アフリカだけで起こっている他人事、という認識で
危機感が薄かったのかしら。
男性の家族や友人、救急車で運ばれた際の
医療関係者等の18人のうち、1人は感染しているかもしれない。
他の17人は感染していないといいけれど。
でも、ちょっと怖い。
最初に病院にかかったときの病院のスタッフや
待合室で一緒だった他の患者さんは大丈夫なのかしら?
CDCは封じ込めると自信満々だけれど
リベリアからアメリカへの直行便の飛行機も
飛んでいるらしいし。
原則として、早期発見、厳重な隔離さえ出来れば
封じ込められるのだろうけれど。
あるメディアでは、アメリカで感染患者がでたことによって
アフリカでの救助活動にもっと国民の関心が向くかもしれない
と言っていた。
アフリカでも、アメリカでも、どこの国でも
これ以上感染が拡がりませんように。
読んでくださってありがとう。ぽちっとよろしく。
にほんブログ村
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。