私の勤めている会社で
最近よく耳にする言葉がある。
それは KAIZEN、そうカイゼン。
ちなみに、朝日新聞(2008/5/22)によるとカイゼンとは
徹底的に無駄を省くトヨタ生産方式の核をなす考え方。作業時間を縮めたり、工具に改良を加えたり、全員参加で取り組む。日本の製造業の強さの源泉とされる。QCサークル活動はカイゼンを支える手法で、欧米でも普及が進む。トヨタのQCは、国内の生産現場の全従業員約4万人を8人前後でグループ化し展開する。所定外労働時間で行うのが一般的。QCは、品質管理を意味する英語(QualityControl)の略。
私はLogistics(物流)のファイナンスにいて
実はミーティングでもその言葉を聞いたことはないが
オペレーション・サイドでは
コスト・セービングと同義語のようにしょっちゅう使われている。
この間も、東海岸の支社から出張に来ていた人と
話をしていて
私が、ある提案をしたところ
「Oh! それはいいね。時間も短縮できるし
コスト削減にもなる!
カイゼンということで、(オペレーションの)ディレクターに
報告するといいよ!」
とウィンクしながら言っていた。
そこで、「カイゼンって日本語って知ってた?」
と聞くと、「日本語だか中国語だか、どっちでもいいじゃん」
と答えるのを他の同僚が聞いて
「何言ってるの?彼女はJapaneseなのよ!」
と突っ込まれ、ちょっとバツの悪そうな顔をしていた。
私は、別に気にならないけど。
Kaizenとしてアメリカのビジネスの世界で
すんなり根付いている言葉だもの。
Jeopardy(クイズ番組)に出るわけでもなし
Kaizenを理解していれば、語源は知らなくてもいいよー。
そこで、最近聞くようになった日本語ってなんだろう
と錆び付き始めた記憶の引き出しを開けてみる。
ええと。
まず、Panko(パン粉) - ペンコーみたいな発音。
こちらの市販のパン粉(Bred Crumbs)はすごく粒が細かくて
日本のパン粉で揚げた方がクランチーな仕上がりになるかな。
アメリカの一般的なBread Crumbs
ウェンディーズや他のファストフードレストランでも
Pankoを使った揚げたフィッシュ・サンドイッチが
売り出されたりしている。
最近は、Pankoはスーパーでも買える!
あとは、Umami(うま味)
これは、テレビの料理番組を見ていると
シェフがこの言葉を使うのをよく聞くようになった。
最初は、やはり発音が違うので(ウマーミー)
あり?もしかして日本語の旨味?
とちょっとハテナだった。
そうそう、Dashi(だし)もよくシェフ達が使ってる。
その他にも(古く定着しているものも含めると)
Bento Box (お弁当)
Sumo (相撲) こちらでは力士のことを指す場合が多い
Manga (漫画)
Honcho (班長)
Tsunami (津波)
Karaoke (カラオケ) バーで人前で歌ったり、コンテストが多いかな。
Kobe Beef (神戸牛)
Sukosh (少し)何故か i が抜けてる
などなど。
結構あるわねー。
もちろん、Sushi、Sashimi、Sake、Samurai、Ninja
なんかもあるし(笑)
もっと、色々あるんじゃないかな。
そういえば、ちょっと違うけど
この間、隣の部署の人に
日本語でGood MorningってOhio (州)と同じ言葉なんだって?
と聞かれた。
んーーーー。
おはようとオハイオ。
確かに発音は似てるけど。
ちょっと一瞬、そう、同じよー、と言おうか迷った
面倒くさがりな私でした(笑)
(ちゃんと説明したけど)
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