これは昨日の話の続きです。
さて、無事にあひる達を通りを渡ってもらうことに
成功した旦那と私。
今度は、その道路を北へ1ブロック歩いてもらわないといけない。
うーむ、どうしよう、と頭をひねっていたら。
何やら怒鳴り声がした。
え?何?と声をした方を見ると
あひる達がいた敷地の入り口に
40歳くらいの小太りの男性が
片手を腰に、もう片方の手で私達に指差ししながら
何やら騒いでいる。
私は、やば!勝手に敷地内に入ったから怒ってる!
と思い、説明しようとしたら
Hey!そのあひるをどうしようっていうんだ!
そのあひるはあんた達のじゃないだろう!
と、あひるを追っていることを怒鳴ってる。
え?確かに私達のペットじゃないけど
知り合いの逃げ出したペットでと
言いかけていたら
今度は、女性が家から出てきて
彼女も何やら怒鳴っている。
その男性のあまりの言いがかりと二人の態度の悪さに
旦那がキレた。
そんなこと言ったって、あんた達のあひるでもないだろ!
そして、同僚の住む家の方角を指差し
あそこに住む人が飼ってるあひるなんだ。
余計な口出しはしないでくれ!
私は、人は説明すればわかってくれる派
旦那は、人はガツンと言わなきゃわからない派
私が、もう、話がこじれるからやめてー!
と思っているうちに
当のあひる達は、また別の人の敷地へ入って行ってしまった。
そこは、林のようになっていて
どう考えても追いかけられない。
道をはさんでヒートアップしかけている大の大人二人。
私は、旦那に、ちょっとあひる達また逃げたよ!
今度は、もう捕まえられないから、諦めよう。
とりあえず、激しい通りを無事に渡れたって
同僚に電話してみるから帰ろう、と言って
旦那とその場を去った。
帰り道に、この状況を検分してみるに
どうも、さっきの人たちは
あひる達を自分のもののように思っているようだった。
庭でついばんでいたのは
虫ではなくて、撒かれたえさだったのかもしれない。
もしかしたら、あひる達は、飼い主が仕事でいない間
通りの激しい道を渡り散歩(?)していたのかも。
それを見た住人がえさをあげるようになったんじゃないだろうか。
だから、彼らにとって私達は
そうやって可愛がっている時折訪れるアヒル達を
捕まえようとしている“盗っ人”だったのかもね。
と、旦那に言ったら
君は何でもいいように解釈するから
ナイーブなんだ、とブーブー言っていた。
そのことを同僚に電話して報告すると
今までも時々逃げたりしていて
自分達で帰ってきていたから
通りさえ渡れれば大丈夫。
そのちょっとトラブッた住人のところへは
彼女が直接説明に行くから、と言っていた。
その夜は、無事にあひるが家に帰れたか
ちょっとやきもきしていて
ブログに書いているときは実は彼らがどうなったか
わからない状態だった。
で、その逃亡あひる達だが
同僚から今日テキストが来て
無事に家に帰っていたとのこと。
ほっ
あと、やっぱりフェンスで囲いを作って
逃げ出さないようにしようと思う、とも書いてあった。
是非ともそうしてくださいな。
とりあえず、無事で良かったね
とテキストを送り返した。
以上、あひる逃亡記の顛末でした(笑)
あひるさん達、お願いだからもう逃げないで!
心臓に悪いよ。
でも、よくあの道を轢かれないで行き来できてたなあ。
きっと心優しいドライバー達がちゃんと止まってあげてたのね。
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