去年の記事に一部情報を追加しました。
今日はアメリカでの水道水の水質と日焼け止めについてです!シャンプーや洗剤が泡立ちにくいのは知っていましたが、日焼け止めが衣服につくとシミ汚れを悪化させるので気をつけてください!顔のシミに注意をしていたら衣類にシミを作ってしまいました(泣)。
今回はこちらで使っている家庭用の洗剤や日焼け止めたちが登場します!
あれっ、大切なゴルフシャツにシミが!もうずいぶん前のことですが、大事にしていたゴルフシャツの襟や袖に黄色や赤茶けたシミがついているのを見つけ、とてもがっかりしました。一生懸命、洗剤をつけてブラシでこするのですが、まったく落ちません。
原因は日焼け止めふと気がついていろいろ調べると、どうも原因は日焼け止めのようです。これまであまり日焼けは気にしませんでしたが、さすがにいい歳になってくると、ゴルフの時などは場合によってはつけるようになりました。私は透明系のスプレータイプのものが好きで、スタート前に顔や襟、そして腕にかけるのですが、直接衣服についた部分が問題となっていたようです。
水が硬いと変色しやすい理由は実はこの日焼け止め、原理的には紫外線を散乱するタイプと紫外線を吸収するタイプに分れるようです(wiki サンスクリーンより)。特に一般的であると思われる散乱(反射)タイプのものは酸化チタンや酸化亜鉛といったメタル系のものが成分に入っており、これがまさに"sun screen"としての役割を果たしています。欧米では水がかたいとよく言われますが、カリフォルニア南部も例に洩れず、だいぶミネラル成分が入っています。洗剤やシャンプーも泡立ちづらいし、衣類も黄ばみが早いような気がしています。日本語のサイトではあまり見かけませんでしたが、案の定、英語ではいろいろな情報がヒットして、これらの成分がミネラルと化合してシミとなるようです。
おうちで実験 先日思い立って、ちょっと実験した結果が次の写真です。洗面所に勢揃いした物は今回の実験道具、もう一つの写真は古いシャツを切って実験した結果です。
結論から言うと、確かに日焼け止めのついた布をそのまま水道水につけるとシミとなります。ネットにあったように塩素系のブリーチをつけると変色してさらにシミがひどくなります。軟水器は高いし、メンテも面倒なのでとても買えませんが、試しにBtitaのフィルタを通した水に洗剤をつけて洗うと比較的大丈夫そうです。
1. Coppertone Sport SPF 30 Spray
Neutrogena Beach Defense SPF 70 Spray
Washed with tap water + detergent (Oxiclean Stain Fighter's) + Joy
Both show the similar level of yellowish stains
2. Coppertone Sport SPF 30 Spray
1) If pouring Bleach, it turns yellow.
2) Washed with tap water + detergent (Oxiclean Stain Fighter's) + Joy + baking soda
3. Coppertone Sport SPF 30 Spray
1) Washed with "Filtered" water + detergent (Oxiclean Stain Fighter's ) + Joy
Slightly yellowish but much better
2) Sprayed bleach. Due to remnant, i turned slightly yellow but not too bad
こちらの水道局のWebページでは水質に関する細かいデータは見つかりませんでしたが、もう少しまじめに調べようと思ったら、水質調査キットを使って、水道水やフィルタを通した後の水、市販のボトルウォーターの成分調査をしてみると面白いかもしれません。
でも一番は、面倒くさがらずに、衣服に日焼け止めがつかないよう丁寧に塗ることでしょうね。