ながら族という言葉がある。
私がまだ日本で学生だったころは
この言葉は使われていた。
今でも使われているのかしら?
それとも死語?
ウィキペディアで調べてみたら
これは1958年に木田文夫という医学博士が使った
「ながら神経症」から発していると書いてあった。
私が高校生のころは
よくこの言葉を聞いた覚えがあるが
(食べながら歩くのはみっともない
といったような時や
音楽聴きながら勉強するなんて。。
などとネガティブな意見をするときに
セットになっていたような気がする)
私が生まれる以前の言葉とは知らなかった。
なぜ、この言葉を思い出したかというと
私も「ながら族」のひとりで
仕事中に音楽を聴いたり
テレビを見ながら、ネットサーフィンをしたりが
当たり前になっているのだが
娘が、ちょっとそこまで、という位
いつでも「~しながら」何かをしているから。
例えば、テレビ画面でゲームをしながら
コンピューターでネットをチェックし
スカイプで友人と話す。
音楽をヘッドフォンで聴きながら
タブレットでイラストを描き
またまた、スカイプで友達と会話をする。
まあ、ネットとかコンピューター依存症ともいえるか。
トイレにまでもラップトップを持っていくので
これは、いい加減やめて欲しい( ̄- ̄;)
まあ、私も本とか持っていっちゃうんだけどね。
英語で似たような言葉で
Multitaskingがある(え?こじつけ?)。
これは、複数の業務を並行して行う、といった意味。
職場でもみんなしている。
特に仕事を2つ以上抱えていなくても
途中でメールが入れば、チェック、返信し
また自分の仕事に戻るといったように。
仕事のインタビューでも自分の長所として
Multitaskingをあげる人も多いかもしれない。
でも、最近では、効率はあまりよくない
といわれているみたいだけど。
私が読んだTIMEのオンラインの記事では
人間の脳が一度に処理できるのは2つまで。
それ以上はエラーの確率が増加する
という脳科学者の話が書いてあった。
分刻みで仕事を移行し続けるよりは
20分はひとつの仕事に集中した方が
効率がいいらしい。
私も、職場ではどちらかというと
ひとつの仕事に集中する方かも。
まあ、これは長年働いてきて
やっと学んだんだけれども (* ̄∀ ̄)ゞ
で、娘の話に戻るが
彼女は、私はMultitaskingをしているのよ!
と(笑いながら)主張するが
それ自体も、別にいばれるようなことじゃーない。
第一、彼女はADD気味なのだ。
こんな風に日常、ひとつに集中できない
21歳の彼女にとって
将来も、まだぼやーっとしているらしい。
大学でも、ひとつに絞れず、あれやこれやと
手を出している。
何か、ひとつ、これ!というものを
見つけられるといいんだけどなあ。
それにしても、トイレにラップトップって
ちょっとー、と思いません?(まだ言ってる)
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