先日「サンパウロ美術館(MASP)」を訪れてきました。
Museu de Arte de Sao Paulo Assis Chateaubriand
(通称:MASP(マスピ))
Av. Paulista, 1578 -Sao Paulo (地下鉄のTrianon-MASP駅すぐ)
tel:(11) 3251-5644
*月曜休、 火・水・金・土・日祝日 11-18時、 木曜 11-20時
↑MASPの外観。真っ赤な鉄骨とそれに本体がぶら下がったような建物。1968年の完成当時からこうして建っているそうですが、1F部分は完全に空洞という大胆な造り。地震がないからいいようなものの…
↓その1F部分にチケット売り場やセキュリティーチェックがあります。
実はブラジルに来てからもう3回目。
サンパウロの街のど真ん中にあって、我が家からも歩ける近さなので、
お散歩ついでにふらりと寄れるくらいなのです。
でも実は、「南米随一」とも言われるほどの立派な美術館で、
コレクションも、エル・グレコ、マネ、コロー、モネ、ルノワール、ドガ、ゴッホ、モディリアーニ、ロートレック、セザンヌ、ゴーギャン、ピカソ、etc...
といった、そうそうたる作家たちの作品が並んでいますから、見応えも充分です。
しかも、とっつきやすい印象派やその前後の作品が多いので、まさに気楽に訪れやすい美術館と言えそう
加えて、さすがブラジルらしく、
展示スペースはそれほど混雑しなくてゆったり見られますし、
咳ひとつもできないような張りつめた雰囲気もありませんし、
作品にもかなり近づいて見ることができますし、
セキュリティーチェックもそれほど厳しくなく、
(バッグの中を開けてみせたりはしますが…)
自由にの~んびりと見られるのが最高です!
ちなみに、以前、ニューヨークのメトロポリタン美術館を訪れた時のこと。
短期の旅行で時間がなかったので、あるお店でお土産用のベーグルを購入し、その後に美術館に入ろうとしたら、
入館者チェックの係員さんに「そのビニール袋の中身は何?」と訊かれ、
「お土産用のベーグルです」と答えたところ、
「食べ物は持ち込み禁止です。一体どうしてベーグルがここで必要なのですか?中で食べてはだめなのですよ?次回は絶対に食べ物を持ってこないでくださいね。
では今回だけは入ってもいいですが、いいですね、絶対に、次回はだめですよ。」
と、すごい剣幕で釘を刺されてしまった、苦い経験が。
紙袋に入って、さらにビニール袋に入っていて口もしばってあったのですが…
「お土産用」として購入したつもりだったので、「まさか!?」という感じでとても面喰ってしまいました。
(食べ物は食べ物ですからね…(_ _。) )
サンパウロ美術館(MASP)は、そんなピリピリ(?)した雰囲気は一切なく、逆に「こんなに大らかでいいのかしら?」と思ってしまうくらい、
大作を気さくに見せてくれる美術館ですから、
サンパウロにいらしたら、ぜひ一度は訪れてみてください!
そうそう、毎週火曜日は、入場料が無料ですよ♪
*通常:大人15レアル、学生7レアル、10歳以下・60歳以上は無料
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