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長い~んです(川平さんシリーズ)


で、何が長いかというと、前回、「ちょっと、ちょっと、お巡りさん1」で触れた黄色信号の長さ。

ママのアメリカ滞在日記(その66: ちょっと、ちょっと、お巡りさん~1)

統計的にはきっちり比較仕切れていませんが、カリフォルニアに来た日本人の多くが感じていることだろうと思います。

日本でも黄色信号で突っ込んでくる車は少なくありません。が、先日書いたように、ここカリフォルニアでは黄色では下手に止まると逆に危ない。特に飛ばせる道では要注意です。

私が「今回はちょっとギリギリだったかな」と思うタイミングなんか甘い、甘い。交差点を走り抜けてみると。たいていもう 1, 2台、後ろからついてきています(笑)。


ちなみに、日本では黄色の時間は3秒、4秒のところが多いようですね 1)。こちらでは 先日近所の50MPH(80km)制限の道にある交差点で計ってみると、約4.8秒でした2),3)。ざっくり感覚的に日本時代に対して20%上乗せでしょうか。

いろいろ考えると、おそらく制限速度に依存して長さが決められているのでしょう。Webでもいくつかその仮説を支持する情報も拾えました(完全な証明までは出来ていませんが)。

つまり、ある速度で走っていた車が、ブレーキを掛けて止まるまでにどれくらい走るか(制動距離)、あるいは何秒くらいで安全に止まれるかという考察があるのでしょう。

下記の表は、それぞれのスピードに対して、1秒間そして0.1秒間に進む距離を計算してみたものです。

日本の道路では時速30-50kmくらいが一般的だろうと思いますが、カリフォルニアでは時速30-50mile、つまり1.6倍になります(1mile=1.6kmなので)。 50MPHは80km/hに相当します。


km/hMPH1secに進む距離(m)0.1secに進む距離(m)3018.85.20.54025.06.90.75031.38.70.96037.510.41.07043.812.21.28050.013.91.49056.315.61.610062.517.41.7


ただ経験上、長くなった分だけ黄色信号に反応する時間も増え、その分アクセルを踏み込む人が多いのが事実だろうと思います。



参考 本文で書いた4.8秒という黄色信号の長さの測定値は、下記参考と比較しても妥当なところでしょう。 
1. 信号機ちょっと面白い豆知識 - trafficsignal.jp2. Signal Timing | Safer Streets L.A.3. What is the Proper Length for a Yellow Light? - Photo Enforced 

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