夕べ、ダイニングルームの壁に飾ってある鏡を見た娘が
Wow!と大きな声を出したので
どうしたの?というと
この前髪、むかつく、だって。
彼女の髪はカーリーではないけれど
かなりのくせっ毛。
特に顔の周りの髪の毛はうねうねしていて
湿度が高いと、くるん!としてしまう。
それで、彼女がまだ小さい頃のことを思い出した。
彼女は小さい頃、自分の髪の毛を触られるのが嫌いだった。
うんざりするほど、たくさん髪の毛があり
くせっ毛だったのも手伝って、髪の毛をとかすのが一苦労。
とかすたびに、泣いたりわめいたり悪態をついていた。
今から思えば、それがトラウマになったのかしら?
せっかく可愛いポニーテルにしたり、リボンをつけても
人が見ていないすきに取ってしまい
母はいつも残念で、ため息ばかり。
小学校に入ってからも髪の毛とのバトルが続いていて
お風呂上りの髪の毛をとかす時間は
彼女にとって、大っ嫌いなひとときだったに違いない。
しかし、子供の髪の毛って何故あんなに絡まるんだろう?
そんなある日、彼女を見ると何か微妙に変。
間違い探しをするように、まじまじと見る私に
彼女は目をキョロキョロと泳がす。
あ゛ーーーーーー!
娘ったら、いつもくるんとなる前髪の一部を
限りなく根元に近いところで、ぱっつんと切っていた。
そんなことしても、またくるんとした毛が生えてくるよ
と怒りつつも、笑いがついこみ上げて困った。
このヒトは、この他にも、こっそり何かを手にしてトラブル
ということがよくあった。
髪の毛関係では、もうちょっと短くしたいなと思ったらしく
ポニーテールにした髪の毛を、ぷっつんと切ったこともある。
もっと小さい頃(2歳くらいかな)には
実家に遊びに行っていた時に、娘の姿が見えないので
あれ、あの子はどこかな?とふと思い
二階へ探しに行ってみると
何故か、火のついたマッチを持って、ぼーっと立っていた。
慌て吹き消したけれど
もし、私が彼女を見つけてなければ
実家は丸焼けだったかも…!
しかし、2歳の子がマッチの擦り方を知ってるなんて
思いもしなかったわ。
あと、もうひとつ焦ったことは
昔猫を飼っていたのだが
ある夜抱っこしていていると、むむ?何か変。
よーく見てみると、ひげが妙に短い。
はー、とため息ひとつついて、もちろん、娘を呼び出す。
この頃はシングルマザーで娘と二人暮らしなので
彼女以外にホシはいないからね(笑)
ひげのない猫は日常生活をちゃんと送れるのかと心配し
獣医さんに電話したら
くすくす笑いをされ、大丈夫ですよ。
もしかしたら、ふらふらするかも知れませんが
そのうち伸びますよ、とのことで
ほっとした覚えがある。
今は、さすがに分別がついて、そんなことはしないけれど
(当たり前か 笑)
いまだに“くるん”が大嫌いで悪態つくのは同じ。
大抵、毎朝ストレート・アイロンで髪の毛をストレートにして
出かけているけれど、雨が降ったり、湿気の高い日は
うねうねの髪の毛になって帰ってくる。
それでも、最近はそいういう髪の毛だと受け入れたのか
ストレートにしない日も増えた。
くるん、でも可愛いよ、娘ちゃん。
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