23年度科学技術予算案が決まったようです.
文科省のサイト(http://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/h23/1297177.htm)
数日前のニュースなので既にご存じの方が多いと思いますが,このブログでも若手研究者の研究環境の問題を取り上げてきましたので,改めてコメントしておきます.
個人的に重要な点は,学振特別研究員に無事に予算がついたことです.
たしか政策コンテストではC評価だったはずですが...ともかく募集しておいて採用無しという事態が避けられて本当に良かったと思います.
僕自身もそうでしたが,学振研究員を経由して研究職を目指す若手が多いはずですから.
有難うございました.
一方で,予算減となった大型プロジェクトですが,南極観測事業は微減で収まりました.
これは国として南極観測事業を継続していく意志があると取りたいと思います.
さて,苦しい国家予算編成の中で一定の評価を頂いた事は嬉しいと同時に責任重大です.
研究者も期待に応えられる様に頑張らないといけません.
来年の南極調査に向けて気合いを入れて取り組みます.ご期待下さい.
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