海外の回線は、日本で想像以上に低速なのが現状です。(こちらの記事をご参照ください。)弊社のお客様の実際のデータを集計しましたところ、なんと78%の方がストリーミング再生がスムーズに出来ない環境です。(現行の実際に海外に在住している弊社テレパソユーザーからの統計による)
そんな環境の中、動画という重いデータを毎日海外から快適に視聴するには、データがどのように送られているか?という簡単な仕組みを知るとよいと思います。(出張で1週間程度ちょっと視聴出来ればいいという利用用途とは違い、海外在住される場合は、毎日快適に視聴する環境を構築したいものです。)
海外から自宅のテレビを視聴するには大きく分けて2つの方法がございます。1つは回線速度に依存するストリーミング再生。インターネット回線がなければ視聴が出来ない方法です。この方法では手元にファイルは残りません。もう1つの方法は、番組ファイルをダウンロードしてから視聴する方法です。ダウンロード中は視聴ができませんが手元に番組がファイルとして残ります。
日本国内であればさほど問題はないのですが、海外からの視聴は回線環境が非常に不安定かつ低速ですので回線速度に頼るストリーミング再生というのは実はあまり使い勝手のよいものではありません。(弊社のテレパソは、ストリーミング再生とダウンロード再生の2種類ご利用いただけますが、現行ユーザーの殆どがダウンロード視聴でご利用されております。)ストリーミング再生では、テレビを見るたびに回線を利用しなければならず、例えばオーストラリアなどではまだ従量制でご利用の方もおられますので、データをストリーミングすればする程、インターネット回線料金が高くなってしまいます。ストリーミング再生は常に回線を使うので海外では様々な不利点があげられます。
ストリーミング再生の不利点:
1. 回線の速度によって画質が変わってしまう。
2. 回線が追いつかずカクカク止まってしまう。
3. 1台につき1機種でしか視聴できない。
4. 回線を占有する為、同じ自宅内で利用しているインターネットの速度が遅くなる。
5. 高額なパケット料金がかかってしまう。
海外(アメリカ)では、日本とは違いデータ無制限無料という時代は既に終わっています。以下はiPhoneのAT&Tのプランです。データ無料というプランはなく、最高で50GB。しかしこのお値段!月々$415ドル(4万円以上)です。
つまり、海外ではストリーミング再生はかなりのお金の無駄遣いになってしまうのです。
しかし、テレパソのもう一つの機能であるダウンロード視聴を利用すれば、たった1回ダウンロードするだけでファイルとして保存出来るためあとは回線なしで何度でも無料で再生ができるのです。ダウンロードされたファイルは複数の機種で同時再生もできます。
例えばお母さんが昼間にドラマを見て、お父さんが同じドラマを夜に見ても回線に一切負担がかかる事なく何度でも視聴ができます。またファイルをテレビライブラリーとして、保存、編集も可能なのです。
ダウンロード再生の利点:
1. 画質は常に高画質で視聴ができる。
2. カクカク止まることなく確実にスムース再生ができる。
3. 何台の機器でも視聴ができる。
4. 回線を使うのは1回きりなので従量制のインターネット環境でも回線負担が少ない。
5. 回線のない飛行機の機内やつながりにくい建物の中、地下鉄等でも再生に全く問題がない。
海外に長期滞在される場合は、日本のご自宅にテレパソを設置していただきますと海外で快適なテレビ生活を送る事ができます。
なにかご質問がございましたらこちら迄ご相談ください。