皆さん、こんにちは。ブリスベン支店のRyoです。
秋の訪れと共に涼しくなってきました。今日は快晴で、秋晴れ
というイメージがぴったり来る朝ですが、2000キロほど離れた
ケアンズでは、過去最大級の台風が近づいてきており、
住民が避難しているようです。数年前に直撃した台風Yasi
の時には、多大な被害が出ましたので、今回はそこまでに
ならないことを祈っております。ケアンズ周辺には数年に
一度ほど台風で大きな被害が出るのですが、今回はここ
十年で一番ひどいかもしれないそうで、非常に心配です。
さて、ブリスベン支店では、継続的にボランティアインターン
生を受け付けております。毎回、多数の応募を頂いて
いるのですが、こちらの都合で選考基準等を厳しくしており、
ほとんどの方にお断りをしており、誠に申し訳なく思って
おります。今回は、このインターンシップ・プログラムを少し
ご紹介いたします。
このプログラムは、「ホテルインターン」とは違い、弊社で
無給で業務のお手伝いをするものです。無給であり、
大多数が学生である為、学業優先でお願いしております。
勤務も週に2-3日、15時間程度となります。主な業務は、
アシスタント業務の手伝いとなり、支店での電話対応や
出願手続きの手伝いや、備品買出しなど、オフィス内の
細かい業務を手伝ってもらっています。ただし、こういった
業務はあくまで一つの側面でしかありません。（そこまで
細かい業務がたくさん無いということもありますが。）
インターンシップ期間中はインターン生自身がやってみたい
ことを提案してもらい、それが支店の方針や業務に則して
居る場合、それをプロジェクトとして進めてもらいます。
リサーチや、必要なアポ取りなどは基本的に自分で動いて
貰うようにし、私たちは必要に応じてアドバイスを与える
ようにしています。
こういう方式を取った理由として、インターン生が自ら
イニシアチブをとって業務を進めてもらいたいと思ったから
です。インターン期間は3ヶ月と決まっており、その中で
プロジェクトを進めるのは中々大変ですが、それでも
私たちが考えなかったようなアイデアを出してもらうことが
多く、非常に助かっております。私も含めて業界に長く
いる人間は、既に頭が固くなっており、中々新しい考えを
出すことが出来ないのです。ある意味、私の後継者を
育てる「世代交代」的な感じでもあるのですが、新しい風を
定期的に入れ続けるのは、会社にとっても非常に重要なこと
と思います。
プログラム修了時には、会社からの推薦状という形で
手紙を渡しますが、そこではインターン中に行なった
プログラム内容と、その実績を具体的に数字にして
書いています。就職活動時などでは、こういった実績が
大きくものをいうことが多いですし、インターン生にも一つの
プロジェクトをやり遂げた自信としてこれからの業務に
役立てることが出来ると思っております。
現在、第三期生が二人支店で勤めておりますが、来週で
無事にプログラムを終了して、第四期生に引き継いでい
きます。Oさん、Yさん（実名公表の許可を頂いていないので
イニシャルとさせてください。）3ヶ月間ありがとうござい
ました。この場を借りてお礼申し上げます。
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Brisbane@ssaust.com.au (Ryo)
