今日バイト先で手強いお客さんに遭遇した。
久しぶりに目が点になるほど強烈だった。
私のバイト先のデパートは
頻繁にクーポンをストアカードを持つお客さんに
送ったり、新聞広告に載せたりする。
今週末は店員の私も、これは安い!
と思うようなセールをやっていたのだが
そのセールに合わせて、10ドル以上の買い物をすると
10ドルオフのクーポンも出ていて
それを使おうというお客さんで店はまあまあ混んでいた。
私がバイトするデパートのクーポンは
色々な制約があることで悪名が高い。
例えば、平常の値段やセール価格の商品には使えるが
Door Busterなどの目玉商品には使えないとか
割引率の高いクリアランスの商品にも使えないとか。
クーポンには小さな文字の但し書きが書いてあって
常連のお客さんは勝手がわかっているけれど
あまりそのデパートで買い物をしたことがないお客さんは
困惑したり、怒り出す方も。
そこで、今日のお客さん。
6ヶ月ほどのデパート勤務という短い経験からだが
インド系の方は、なんというかケチな方が多く
(あ、言っちゃった)この男性もその1人。
なんとしてもそのクーポンが使いたいようで
商品を何回もカウンターに持って来ては
プライスチェックをしてくれ、と仰る。
ほとんどがDoor Busterだったので
その度に、すみません、これには使えません
と伝え続けること30分ほど。
それは別に慣れているのでいいのだが
商品を目の前にして
このシャツのXLが欲しい、探してくれと仰ったり
(自分で探したくなかったのか?)
クーポンが使える商品のある所へ連れて行ってくれ
と仰ったり、なかなか手強いと思っていた。
そして、1時間ほどたった後
3足セットの靴下をカウンターへ持ってきて
これを買いたい、と仰った。
スキャンすると、40%オフでお買い得ではあるが
またまたこれもDoor Busterの商品。
クーポンは使えない。
そう伝えると、明日の値段はいくらなのか
という質問をされた。
明日は20%オフなので、今日お買いになった方がお買い得ですよ
と伝えると
では、その20%オフの値段から10ドルを引いた額で
売ってくれと仰る。
マジでっかーーーー!?とは私の心の叫び。
結局、根負けしてそのお客さんの望み通り
商品の値段を20%オフにアジャストして
そこから10ドル値引きし
元値が16ドルほどの靴下を3ドルちょっとでお買い上げ。
彼の執念には負けたわ。
インドでは値切るという行いが習慣となっているのだろうが
それをアメリカで目の当たりにすると
アメリカナイズされて、ストレートで
クレームや交渉することに慣れてしまっている私でも
やっぱりびっくりする。
いやはや、デパートで働いていると
色々な人に遭遇するし、忍耐力の鍛錬になりますわー。
では、また明日ー。
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