普通に会社へ行き、普通に仕事をこなしていた火曜日。
昼飯休憩が終わり、さてさて午後の部開始。
午後1時45分。スーパーバイザーのロスが会社の
内線携帯電話を持ってきて、慌てておいらに
「お前の子供の学校から電話だぞ!」
と、手渡してきた。
電話に出ると、息子が通っている学校のレセプションの
人からやった。
なんでも、朝から息子の顔が青ざめていて調子が
良くなかったらしく、昼飯を食べている最中に
気持ちが悪くなってしまい学校側としては今、少し
休憩させているとの事。
おいらは
「わっかりました!すぐに息子を迎えに行きます!」
ロスに訳を話すと「奥さんは子供を迎えにいけるのか?」
といったのでおいらは「無理!嫁はんも具合が悪いから。」
事実、嫁はんもファームパークから帰ってきてから胃が
気持ち悪く、その日もあまり調子は良くなかった。
結果、おいらは仕事場を後にした。
仕事場から自宅まで30分は確実に掛かるので嫁はんにも
連絡をいれて息子を迎えに行ってもらうようにしてもらった。
おいらの携帯をみると3回ほど電話履歴があった・・・。
きっと学校のはず。気づかへんかった。
モーターウェイをかっ飛ばし学校付近に差し掛かると
良いタイミングで嫁はんと娘達が歩いていた。
学校で息子をピックアップし、顔を見てみるとまさに
”風邪”という顔をしていた。
嫁はんが学校スタッフに話を聞いたらしく息子の顔が
ユデダコ状態。普通ではないことに気づいた。
そして、ソファーの上でグデーッとしてたということやった。
熱を測ると39度台。寝かせた。
次の日、普段通りに会社へ行くも嫁も調子が良くないし
娘もナーサリーに連れてかなければならない。
まして、息子は熱がある。それにもうバギーに乗れる
年頃でもない。
朝一でシフトスーパーバイザーのもとへ行き
「あの、おいらの嫁も具合悪くて息子も具合悪くて
嫁に娘を2人見ろっていうのはキツイ話でしょ。
それに、両親はここにはいないからね。日本にいるの。
それやから、おいらが看病せなあかんねん。
ようするにな、その為の休暇があるかどうかが
知りたいんやけども。」
部屋にはおいらとピー、シフトスーパーバイザー(朝の部)
シフトスーパーバイザー(夜間)がいたが
最終的に「大丈夫、大丈夫。家に戻れ。」だった。
要するに誰もわからへんかったという事やった。
そして、家に朝8時30分に戻り、長女を無事保育園に
送ることが出来た。フー。
めでたしめでたし・・・。
で終わればよかったんやけど・・・。
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