みなさん、こんにちは。ブリスベン支店のRyoです。
2月は夏真っ盛り・・・のはずですが、今年は非常に涼しい日が
続いています。北部では台風による大雨、南部では35度を
超える真夏日が続くオーストラリアの中では、非常に恵まれた
気候であると思うのですが、どうしても夏は暑い方が良いと
思ったりもします。海に泳ぎに行くには少し肌寒いので、
もう少し熱くなればいいな・・・と思うのは贅沢な悩みなの
かもしれません。
さて、世の中ではソチオリンピックが行なわれております。
冬季五輪ということも有り、日本からはたくさんの選手が
参加していると思います。スキー、フィギュアスケート、
ボブスレーなどなど、氷上(雪上)を舞う華麗なスポーツが
たくさん行なわれているようです。開催前は治安の部分で
不安があったり、準備が遅れていてまだ工事中の部分が
あったりと、スムーズな出だしではなかったようですが、
これを書いている時点では問題なく開催された様なので、
このまま平穏に終わることを願っています。
オーストラリアは南半球にある為、季節が真逆です。
日本では雪が降っている地域もたくさんありますが、
オーストラリアではビーチに寝転んで、日焼けをしている人が
たくさん見えるような状況です。(ブリスベンでは、そこまで
暑くないのですが・・・)その為、冬季オリンピックと言っても
あまりピンと来ない人がたくさんいるようです。元々季節が
逆である上、冬も雪が降る地域が少ない為、冬のスポーツ
は盛んではないのです。夏季オリンピックとは違い、あまり
盛り上がっていないようにも見えます。テレビ中継も、
オーストラリア人が出ている部分しか映さないため、
日本人の活躍するシーンも見ることが出来ません。
オーストラリア自体は冬季オリンピックに毎回の様に出場
していますが、メダル獲得数は10個くらいだったと思います。
そんなオーストラリアですが、季節が逆であっても練習は
怠らないようです。外国に行って練習する選手も居ますが、
予算の関係上そこまで出来ない選手もたくさんいると思い
ます。そういう人たちは、例えばスキーのジャンプ競技
だったら、雪の斜面の変わりに木製の斜面を作って、それで
ジャンプの練習しています。(着地点は、安全の為、
湖に落ちるようになっていました。)スノーボードの選手は
砂漠に行って砂の斜面で練習をしているようです。これらの
シーンはCMにも使われています。どんなに不利な状況で
あっても工夫をすれば何とかなるということだと思います。
努力さえやめなければきっとゴールにたどり着くわけです。
何回か前のオリンピックのスピードスケートの競技で、
オーストラリア人選手が決勝に残りましたが、メダルを獲得
するのはかなり難しいと考えられていました。しかし、先頭の
選手が転び、オーストラリアの選手以外の人を全員
巻き込んでしまったが為に、結果的に優勝し金メダルを
もらいました。オーストラリアでは「アクシデンタル・ヒーロー」
と呼ばれていますが、これは諦めずに努力したが為の
結果と思います。
みなさんも、留学や夢に向かって努力を怠らないように
しましょう。
Brisbane@ssaust.com.au (Ryo)