今日は前回の(寅さん風)「それを言っちゃあ、おしめえよ」(書いてみたら、あまり直接関係なかったのですが(笑))で予告した"Engrish"についてです♪
今回の記事は多少sensitiveでtouchyな内容を含みます。この点については、いずれ私のスタンスを記したいと思います。お時間をいただければありがたく。
また英語を学び始めたという方よりも、より世界に通用する英語を意識し始めた学習者向けの内容になっています。
もちろん習い始めたばかりの方でも、"世界で通用する英語を身につけたい"という志が高く、筆者の意図を理解していただける方であれば、ぜひ読んでいただければ♪
皆さん、Japanese Englishという言葉のほかに、JaplishあるいはEngrishという言葉があるのをご存知でしょうか。 私はSinglishという言葉は知っていましたが、灯台下暗し、 JaplishやEngrishは知りませんでした。
興味津々で調べてみたら、何とWikiにもあるんです~
Wiki: Engrish
http://ja.wikipedia.org/wiki/Engrish
http://en.wikipedia.org/wiki/Engrish
勘の良い方なら分かるかと思いますが、日本人によるユーモラスな、いやもっと一般的には"日本人による奇妙な英語"を意味しています。特にlをrとしたEngrishは、日本人が一般的にlとrの区別を聴く上でも話す上でも苦手にしていることを揶揄していますね。
サイトがいくつか存在このEngrishを取り上げたサイトはけっこうあり、私もけっこう楽しみました。実はよく分からないものもたくさんありました♪
さて、次の写真は下記のリンクからですが、ピンと来た方はなかなかのもの ! 説明に"Stinky work but somebody’s gotta do it."とあります。
出展: http://www.engrish.com/
このgross、ビジネス英語として会計用語では総計という意味でよく使われます。例えばGDP(gross domestic product)は国内総生産、gross profitは粗利(=総利益という意味合い)ですね。
一方で日常会話では、「気持ち悪い」という意味でよく使われます。例えば学園もののコメディでnerdな男子生徒が女子高生のグループにウケないジョークで近づいてきた際に「Oh, gross~」といった状況です♪
この感覚については次のリンクも参照ください~
http://www.eigowithluke.com/2011/02/gross/
似たような"Engrish”は多々あり、アメリカ人やイギリス人など英語を母国語とする人たちの中で、ジョークとなっているのですね。
また、"Eric Crapton"や"clitical"としないよう、どうか気をつけてください♪ 下記の文章はおもしろいと同時に、いろいろ考えさせていただきました。
http://blog.goo.ne.jp/junyastone/e/4131e41d7a8e2e7be5048d1269d17da8
一朝一夕には無理でもまだエンジニアとして駆け出しだった頃の話ですが、当時開発中の新技術に英語で名前をつけ、3文字とか5文字に略して呼称とすることがよくありました。ある学会発表の原稿をチェックしてもらっていた時のことですが、いわゆる4 Letter Wordsの一つに近いアルファベットの並びとなっていて、当時の上司から注意されました。
発表は日本での学会だったし、またアルファベットは一つ一つそのまま読んでいたこともあり、正直なところ当時は十分にはピンと来ていませんでした。しかし、その後海外での経験を積むようになり、いつしかその上司の注意された通りだと思えるようになりました。
こうしたことは一朝一夕に身につけることは確かに難しいでしょう。かくいう自分自身も長い年月をかけて経験して身につけて来ました。また、今でも完璧なEnglishには程遠いというのが実情です。
でも今の時代、どうしても英語が国際的な共通言語になってしまっています。これから世界へ羽ばたこうとしている皆さんには、ぜひ"常に世界を意識"しながら、日々研鑽に勤めていただければと思います。
剣の道ではありませんが、語学も素晴らしさと同時に、いろいろな意味で怖さもあります。決して完璧なEnglishである必要はありませんが、ぜひ国際社会でやっていくための"相応レベルのEngrish”を!そして語学としての英語はもちろん、国際的な視野と思考も含めて!
以下、参考までに英辞郎からです♪ clitは勘の良い方は分かるかも知れないのですが、省略させていただきました(汗)
gross
【名】
〔収入などの〕総額、総計◆【複】grosses
《単位》グロス◆12ダース=144個◆【複】gross
【形】
総計の、徹底的な、全体の、総~、巨視的、全くの
〈話〉気持ち悪い、嫌な、ゾッとする、吐き気を催すような、
いまいましい、ムカムカさせる、むかつく
・It's so gross I don't even want to write about it here. Just thinking about it makes me puke. :
あまりに気色悪いので、それについてここに書くのも嫌なくらいだ。
考えるだけでへどが出る。
粗雑な、粗野な、不作法な、品のない、繊細さに欠ける、肉眼的な
ひどく太った、太り過ぎの
繁茂した、生い茂った、あふれるほどの
言語道断の、目に余る◆【類】flagrant
stinky
【形】 臭い、嫌な匂いのする、悪臭のする、不快な、不愉快な、嫌な、卑劣な
また、下記リンクも参考です♪
http://www.huffingtonpost.co.uk/2013/03/08/japanese-to-english-funny-translations_n_2835459.html