Duck DynastyはアメリカのリアリティTV番組としては
押しも押されぬナンバー1。
実業家一家として成功したのにも関わらず
“田舎者”で通すクリスチャンの
ロバートソン一家の姿が
視聴者の共感を呼んでいる。
私も以前記事を書いたけれどガハハと笑える。
さて、最近、この番組の出演者のある意見が
雑誌に掲載されたことで
アメリカの現状が浮き彫りにされて興味深い。
ロバートソン家の家長であるフィルがアンチ・ゲイの発言を
GQという雑誌でしたのだが
この番組を放送しているA&Eというテレビ局は
それを受けてフィルを降板させると発表した。
もちろん、雑誌での発言でリベラル派や
GLAAD(ゲイ&レズビアン同盟)などの団体は
憤りのコメントを出したのだが
この番組のファンの中の保守派はA&Eに対し
フィルを番組から降ろしたら
A&Eに対しボイコットする、と言い出し
フェイスブックなどで
フィルを擁護するページなどが作られ
インターネット上で炎上。
さらにこの出演者たちは
フィルを降ろすならA&Eから
撤退してもいい、ということを匂わせる声明文を発表。
視聴率の高い番組を失えば
スポンサーからの協賛金が途絶えることになるので
A&Eは、一転、これからのエピソードでも
フィルが登場する、ということを発表。
ポリティカリー・コレクトの対応をしたことで
視聴者の怒りを買うとは予想していなかったのだろう。
この騒ぎに政治家達も馬乗りし
共和党のサラ・ペイリンやテッド・クルーズなどは
発言の自由や宗教上の信念を主張することを
制限してはならない、とフェイスブックなどで
発表している。
1つの番組をめぐり
保守派、リベラル派や宗教観、そして政治が入り乱れた。
私はゲイの人達への偏見もないし
ゲイ同士の結婚も擁護派。
愛する人同士家族を築いたっていいじゃない?
と思う。
そういえば、この間ふと気付いたのが
私がツイッターでフォローしている有名人の
ほとんどがゲイだったし。
だけれど、世の中には宗教の教えに忠実に
人生を送っている人もたくさんいて
例えばクリスチャンにはアンチ・ゲイの人達も
たくさんいる。
私は、それが間違っているので
考えを改めるべき、とは思わない。
それをGLAADなどの団体が政治的なコネクションを
利用して、押さえつけようとするのも
間違っていると思う。
こんなどっちつかずの私を
仲の良い友達はいつも怒る。
でも、本当にこう思うんだもの。
なんか、ちょっと真面目に書いてしまったわね。
では、また明日~。
これからバイトに行ってきます。
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