私のバイト先のメンズ/キッズ売り場は
普段はマネージャーを入れて9人の
店員がいる。
このうち正社員(フルタイム)はマネージャーを
含めたったの2人。
あとは準社員(パートタイム)が2人。
デパートから健康保険を含めベネフィットが
受け取れるのはこの4人のみ。
残りは、ショート・アワー(Short Hour)
といわれるいわゆるパートの人々で
社員割引を除けば、ベネフィットは何ももらえない。
パートの1人(男性・既婚・3児の父)
が言うことには、オバマケアの導入にあたり
デパートが保険の加入者を減らすために
準社員の人数をかなり削減
ショート・アワーというさらに短時間の
パートタイムの枠を作ったという。
彼は、本職でも保険がないため
現在オバマケアの申請中だという。
さて、普段は9人の店員がいるこの売り場には
ホリデーシーズンにはシーズナル(短期)
のバイトの店員がかなり加わる。
現在、シーズナルは私もいれて13人。
いかにホリデーシーズンが忙しいか、というか
普段が忙しくないか(笑)がわかる。
もちろんのことだが、私達も社員割引以外の
ベネフィットは何ももらえない。
正社員以外は、特に短期のバイトは
ほとんどが高校生または大学生か
私のように他に本職がある人たち。
このデパートに勤めて1年以上という
店員は合計22人のうちたったの6人。
彼ら以外はほとんど新入りなので
デパートの接客やセールスのルールを100%
理解していない店員でまわっているのだ。
(もちろん、マネージャー達は
ウォーキー・トーキーを常に身につけ
私達の質問に常に答えられるように
しているけれど)
これは、この店ではなくても
どこのリテール(小売店)でも同じだろう。
とにかくプロが少ないのだ。
長く勤務しないので店に対する
Loyalty(忠誠心)もないし。
とくに何人かの若い子達は、自信過剰だし
レジなど、ぱっと目に付くような仕事は
進んで片付けるけれど
地味な仕事は言われない限り避ける。
その反面、やることがなくて退屈と愚痴る。
これは若い子に限らないけれど
先輩・後輩など上下関係もないので
いくら長く勤めている人が新入りを注意しても
マネージャーでもないのに
あれこれうるさい、と怒る人が多い。
もちろん、こういう人ばかりではないし
若い子達も、いつもサボっている訳ではないが
こういうところで良いサービスを求めるのは
なかなか難しいと思う。
ただアメリカの場合は言ったが勝ちというか
お客が主張することは
結構聞き入れられる。
例えば、セールのサインが間違っていても
サインに書いてあったから、その値段しか
払わない、というのもOKだし
クーポンを忘れてしまったけど
割引して欲しいと言われれば
店においてあるサンプルのクーポンを
適用することもしょっ中。
ま、そういうところで挽回しているのかな。
アメリカで買い物するときは
強気が一番ですよ。
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