ANU滞在時に進めた研究結果を論文にまとめている.
当初,僕自身で進めたモデルの結果と,ANUの共同研究者と一緒に進めた結果をそれぞれ別の論文としてまとめようと考えていた.
元となるデータは一緒だけれど,アプローチが違う計算を一つの論文にまとめるのは大変そうだし,凄く長くなりそうだったからだ.
けれど,向こうの共同研究者(かなり偉い先生)から
「この二つは一緒にして一つの論文として出すべきだ!」とメールを頂いたので,
改めてほぼ完成していた一本目の論文を解体して,ANUでの結果を含めた論文に再構築することにした.
こうやって取り組んでみると,二つの計算結果をまとめるのはちょっとややこしいけれど,確かに結論として導かれる事象がとてもクリアになって,しかも強く示すことが出来るようになった気がする.
やはり,偉い先生のコメントは的を射ているなあ.
昨今は論文の本数が大きな評価基準になっていて,とにかく論文を量産するせいというプレッシャーがかかってるけれど,やっぱりしっかりとした論文を書くことは重要だと思う.
どうせ論文を量産できるほど集中力無いしね.
とは言っても,まだ論文のまとめ作業は終わっていない.
来週には待ちに待った加速器の運用が始まってしまう.
それまでにはなんとか共著者に送れる状態までは進めないと...
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