毎回、旅行などの予定もなく
休暇を取るときは
ああ、これで毎日ぐうたらできる~
とわくわくするものの
実際何もしないで一日を終えると
充実感はほとんど得られず
ああ、何もしなかった、勿体ない~
と思ってしまうのは何故だろう?
(ほんとに、ぐうたら好きなんだけど)
今回も休みをとったはいいが
片付けておきたかった書類の整理は
ぼちぼちやっているものの
やはり、何も達成してない感がばりばりの出だし。
何かやりたいことってあったっけ~
あ、そうだ、読んでみようと思っていた
本があったんだ。
思い出したのは、以前にシカゴの掲示板を通して
買った、一箱の古本の存在。
村上春樹の本が目当てで買ったその箱には
読んだことのない作家の本も何冊か入っていた。
年をとってくると、新しい作家の本に取り掛かるのが
億劫になるようだ。
でも、過去に話題になった本もあるので読んでみよう
と思いつつ、しばらくたってしまった。
そのうちの一冊はこちら。
博士の愛した数式 小川洋子著
この本、とても素敵。
一気に読んでしまった。
「交通事故による脳の損傷で記憶が80分しか
持続しなくなってしまった元数学者「博士」と
博士の新しい家政婦である「私」とその息子「ルート」の
心のふれあいを美しい数式と共に描いた作品」
(ウィキペディア)
この本は家政婦の「私」の視点で書かれているのだが
それは、淡々として、それでいて優しい。
記憶が8時間しか持たない「博士」にとっては
毎日「私」と「ルート」とは初対面。
そんな3人の交流は心をぽっと暖かくしてくれる。
「私」と「ルート」の「博士」への愛情
(といってもいいだろう)は最後まで
読者の心を裏切らないのも好み。
また、「博士」の苦しみや
過去に封印された秘密などについての
さらりと、そして揺り動かされるような書き方もいい。
お気に入りの一冊となった。
そして、今読んでいるのがこの本。
模倣犯 宮部みゆき著
彼女の本では歴史小説は読んだことはあるけれど
推理物はこれが初めて。
かなりの長編なので一瞬読み始めるのに躊躇した。
現在、上巻を2/3ほど読んだところ。
読み始めはなかなか入り込めなかったけれど
だんだん、本を置きにくくなってきた。
登場人物も結構多いのだけれど
書き方がいいのだろう、混乱することなく読める。
この休暇中にできれば読み終わらせたいな。
もしかしたら、後で感想を書くかも。
しかし、ぐうたらが好きだけれど
何かしなくちゃ、と思う貧乏性(?)な私。
なんだろうね。
ぐうたら道においての潔さが足りないな。
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