日本、ドイツ、ギリシャ、デンマーク、イギリス。
いやー、お世話になってました。
歯医者・・・。
駐在員になる前に絶対に必要不可欠だったのが歯の検診。
色んな場所に飛び回るから健康管理に気を使うわけですよ。
長期出張前に歯の検査をし虫歯の治療を完璧にして
3ヶ月の出張に出かけるわけです。
しかし、とにかく出張中はストレスたまりまくりで
日本で完璧にしてきたおいらの歯達もナゼかお疲れになり
痛くなる。
我慢できるわけも無く、それぞれの国の歯医者に連れて行って
もらい、それぞれの異なった治療をしてもらう。
そんでもって、日本へ帰るとまたは医者へ行きその治療した
歯を見てもらう。
ギリシャ、デンマーク、ドイツの歯の治療は日本でも
特に問題なく手入れもされずに無事終了。
が!
問題はイギリス。
かなり最悪らしい・・・。
駐在員になった時、ドイツで歯の治療をした際、その当時
普段使われていなかったセラミックの被せ物をしてくれる
ドイツの歯医者さん。
すっげー!最初治療してもらったときの感動。
日本の場合、銀を良く使っていたのでドイツでも同じかな
って思っていたのにセラミック。
口を大きく開けても銀色のかけらもなし。真っ白!
またその歯医者が中中の技巧派。めっちゃ上手いんです。
ロンドンの先代駐在員がミーティングでドイツへ来る前に
歯医者を予約して欲しいといわれ、その歯科医へ予約。
先代駐在員を空港にてピックアップをし歯医者直行。
なんでも半年以上、仮の詰め物をしていただけ。
それもまた凄い話だが。
歯医者には到着すると10分足らずで直ぐに治療開始。
「麻酔は使うか?」の問いに先代駐在員「いらん!」
以前に前歯をイギリスで治療した時に麻酔が効いたまま
中華レストランに友人達と行き飯をボロボロと落としまくった
という苦い過去がある。
そこで、麻酔は必要なし!と男らしい判断。
治療開始。
いつ聞いても削る音は嫌なもの。先代は歯を食いしばれず
もがく事も出来ず、ただひたすら椅子を掴み、冷や汗を
流し、耐えていた。
そして、ついに出た!セラミック!装着!
治療終了。
世界各国共通の保険ブッパーインターナショナルで
支払いはバッチリ!(日本は利かないんだよね)
先代に笑顔が戻った。
「スー、ハー、スー、ハー!イタクナーィ!」
誰やお前?
当時の最先端の技術でした。(約10数年前のこと)
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