Teatro Alfaのダンスシーズン、取りを飾ったのは、ブラジルを代表するコンテンポラリーダンスグループ、グルーポ・コルポ(Grupo Corpo)。初めて見た「Sete ou Oito Pecas para um Ballet」に衝撃を受けたのですが、今回、それに勝るとも劣らないすばらしい2作品でした!
1作目は、「パラベロ(Parabelo)」。1997年の作品ですが、まだまだ新鮮です。「パラベロ」はバレーを意味する土着の言葉で、田舎(セルタネージョ)にインスピレーションを求めたそうです。音楽は、バイア出身の「奇才」と称されるトン・ゼー(Tom Ze)と「知性派」ゼー・ミゲル・ヴィズニキ(Ze Miguel Wisnik)。単純だけど難易度が高い、意外性やユーモアのある動きが集団で繰り返される・・・という私が勝手にグルーポ・コルポに期待することが凝縮された作品です。
シーズンを通して気になったのは、ダンサーの体型。グループによってやっぱり使う筋肉が違うからか、違う体型になるのですね。腹出てたり、痩せてたり。ちなみに、グルーポ・コルポは、体脂肪率ゼロ近く!という細いけど腹割れてる方ばかりです。