当校に在学するYS君は、カナダに留学しながら、子供の頃から続けている柔道の練習にも取り組んでいます。
彼は現在、バーナビー柔道クラブhttp://burnabyjudoclub.ca/に所属し、放課後や週末に定期的に柔道クラブに通い汗を流しています。
今日Canada West Judo Championship が開催され、S君はバーナビー柔道クラブの所属者としてチャンピオンシップに参加しました。
私は「S☆uちゃんの応援に行きたい」と言うH☆i君と一緒に試合の観戦に行きました。
S☆u 君とH☆i君は、全く正反対のタイプの男子生徒です。
おそらく日本でクラスメートになっても仲良くなれるタイプではないかもしれません。
しかし、カナダで出会った正反対のタイプの彼らは意外に仲良しです。
12時から試合は始まると聞いていましたが、私たちが到着したのは12時を過ぎていました。
H☆i君は「S☆uちゃんの試合が始まっちゃう~!」と言い、二人して試合会場まで走りました。
会場に入り、広い会場内を歩きまわりS☆u君を見つけました。
「いつ試合に出るの?」と聞くと、「名前を呼ばれたら、4つに分かれている試合場(マット)に向う。」と言うので、アナウンスを聞いていると「階級と名前と所属クラブ、マットの番号」が放送されています。
S☆u君は9月に来加したばかりですので、英語力はまだまだビジナーです。
私が代わりにアナウンスメントを聞いてあげないとと思い、試合を観戦しながら、アナウンスメントにも耳を傾けていました。
「○級, Yo☆da, ○番マットに行って下さい。」と 聞こえ、S☆u君を連れてそのマットに行くと、どうやら階級が違う様なので、選手の名前確認に行くと、Ya☆daさんの間違えでした(笑)。
その後、何をしていてもアナウンスメントで呼ばれる選手名はS☆u Yo☆daにしか聞こえませんでした。
私にとって、柔道の試合観戦は初めての経験でした。
試合が始まると、白人の審判員が「初め」とか「待て」など、日本語で指導をしているので大変驚きました。
柔道の審判用語は海外でも日本語を使用するのだそうです。
やっと「86Divsion, S☆u Yo☆da,マット3に行って下さい。」とのアナウンスメントが入り、
S☆u君の番がまわってきました。
相手は、とても大きな白人男性です。
S☆u君は同じ選手と2試合を取り組みました。
2試合目に、審判員がS☆u君に近寄り何かを指導しています。
私は駆け寄り「すみません。彼は留学生なので英語が分かりません。何でしょうか?」と尋ねると「ブルーギーに着替えて下さい。」と言われました。
ブルーギーって何???と思いながら、「ブルーギーって何ですか?」と尋ねると「青色の胴着に着替えて下さい。ブルーギーを持っていないなら、同じ道場クラブの人から急いで借りて下さい。」と言われました。
私は「誰がバーナビー柔道クラブのメンバーなの??」と思いながら、胴着に貼られた柔道クラブの名前を目で追い、青色の胴着を貸して頂きました。
試合の相手を見ると、1戦前には青色の胴着を着ていたのに、今は白い胴着を着ています。
なるどほ、1戦前S☆u君は白い胴着を着ていたので次は青色の胴着の着用が必要なのですね。
青い胴着だからBlue Giなんだ!
勉強になりました!
試合が始まっても、ルールを知りませんので、投げ倒されでもしない限り、どっちが優勢なのかさっぱり分かりません。
審判員の手が相手に上がったので相手が勝ったと理解出来ました。
S☆u君はカナダでの初戦は勝利できませんでしたが、2月にまたチャンピオンシップをあるらしいので、それまでトレーニングを積んで、良い成績を残して欲しいと思います。
S☆u君は敬子さんと一緒に、先週はスティーブストン柔道クラブに通い、日本から柔道指導に来られていた井上康生選手から直々に指導を頂きました。
柔道クラブに通う子供たちもジュニアの部の試合に参加していました。
私は、白人の親が子供に習わせたいスポーツの中から柔道を選んだ理由は何なんだろうかと、気になってしまいました。応援クリック宜しくお願いします。
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