私は昨日、「視野を広めるために、大学に進学して欲しい。」と書かせて頂きました。
しかしながら、目的もなく大学に行くくらいならば、他の道を選ぶことを反対する気持ちはありません。
当校に在学する男子生徒で、高校3年生にして介護福祉士の資格を持っている生徒がいます。
彼は来春通信制高校を卒業後、介護福祉士の資格を活かせる職場に就職したいと聞いています。
この様に将来就きたい仕事が定まっている人は、その資格が取れる専門学校に進むべきでしょうし、既に資格を持っている人は即戦力ですので、高校卒業後に就職されるべきでしょう。
それでも、先日彼と一緒に帰宅している時に、彼がぽつりと「みんな大学に行くのか。」と言いました。
生徒其々が自分の信じる道を歩んで欲しいと思いますが、あくまでも私の意見を書かせて頂くならば、高校卒業後に資格を活かして就職と決めている生徒は就職して下さい。
しかし、数年経てば時間や気持ちにゆとりが出てくるでしょう。その時に夜間の大学の見学に行ってみて下さい。
私も、仕事をしながら夜間の大学に通い4年生大学の卒業資格を取得しました。
今でも、大学に行って良かったと心から思っています。
仕事をしながら大学に通うことは大変でしたが、大学に行ったことで、私の人生に幅が広がったと思っています。会話の引き出しが増え、自信がつきました。
通信制高校に通う君たちだからこそ、大学に行き人生の引き出しを増やして欲しいと願うのです。
大学に行くと、価値観の違いを持つ人たちと出会えます。
自分の価値観に似通った学生たちが集っていた高校生活とは大きく異なり、視野が広がります。
ただそれだけのことでも、自分への影響力を大きいものです。
いい加減だった高校生でも大学に行くだけでしっかりとした考え方が身に付きます。
それは単純に周りの大学生たちから良い影響が与えられるからです。
帰国生の殆どが大学に進学しましたが、今からでも遅くなりません。
進学しなかった学生は、もう一度考えてみて下さい。応援クリック宜しくお願いします。
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