そういえば、チェシントンワールドアドベンチャーへ
行く前日の事。
嫁が普段、遠出では履かない靴を履いていた。
もちろん電車に乗っている時は歩くこともなく
どこか立ち寄って何かを見ることもない。
その日は別にチェシントンへ行くわけでもなく
慌てる必要もない。
足取りも軽く久しぶりにピカデリーへ行って
色々と物色。
そ・し・て。
嫁が急に歩くスピードが遅くなり始めた。
そう、靴擦れ。
普段履いていた靴は靴底が磨り減ってしまった。
買う時間がなかったので以前購入した靴を履いてきた。
が、それが思いも寄らない方向にいってしまったようだ。
とりあえず靴屋を探すもちょうどいい値段の物がない。
結局、色々と靴屋を回ってみたがどうもここら
辺にはなかった。
そこで、滞在ホテル近辺の靴屋を見てみようと
ホテルへ帰ることにした。
しかし、そう簡単には帰れない。
チューブを使えば早いがピカデリー駅にはリフトは
ない。
こっちはバギー持ち。バギーには長女と手荷物。
次女は抱っこ紐。長男は頑張って歩いてる。
嫁は足に激痛。
これで階段を下りるのは無理!
うーん。時間は多少かかるがバスで行くか!
パディントン行きのバス停留所でバスを待つ。
その目の前には靴屋があった。
それを見つけた嫁は次女と共に足早に靴屋へ。
長女がバギーで寝ている。その日はとても暑い日。
ふと、おいらの後ろを見るとアイスが売っていた。
長男は暑さで顔が赤くなってきている。やばい!
息子を連れてアイスを注文。コーヒーアイス。
彼の喉も潤って良かったよ。そして嫁も戻ってきた。
どうやらお目当ての物は見つからへんようやった。
バスが来て乗車した。これで少しは嫁と息子が楽になる。
おいらはバギーを置けるスペースで立ち乗り。
よう、考えたらおいらまったく座ってへん。
チューブでも立ってたし。旦那の仕事やろうね、きっと。
少しばかりの間ボーとしていた。
ここは今どこなんやろう?どの辺走っとんかな?
窓に目をやる・・・。そうするとSt. Mary's Hospital?
そんな文字が見えた。
んー。どこかで見た事あるな?この門構え・・・。
新聞とBBC1でみたやんけ!
ウィリアムとケイトがそこに立っていてやな赤ん坊を
こう抱いていて・・・!セントメアリー病院!
ここやったんけ!ちゅう事はここはパディントン!
そして病院を過ぎたら駅に着いた。
気がつかへんかった。こんなに近かったんか。病院。
ホンマに駅出て右曲がってただまっすぐ行けば着くねんな。
そうか、ここか。ウィリアムのおっかさんもここで
あんたと弟を産んだんやな。
ちょっと得した気分や。
そして嫁はサンダルを無事購入した。良かったね。
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