みなさん、こんにちは。ブリスベン支店のRyoです。
ブリスベンの9月は、まだ春が始まったばかりの時期なのです
が、最高気温がついに30度を超してしまいました。毎回の
様に温度や気候のことを書いていますが、去年の記事と
比べると今年の方が温度の上昇が早いことが分かります。
これが、オゾン層が破壊されているからなのか、エルニーニョ
現象のせいなのか、分かりませんが、世界温暖化現象が
進んでいるのは確かなようです。
さて、先週、ついに東京オリンピックが2020年に開催される
ことが決定しました。私にとって、東京オリンピックは
過去のイベントでしたが、これからは未来のイベントになる
わけです。まだ7年先のことですが、早くも各国の視察団が
日本を訪れる為の手配を始めているようです。既に7年後に
向けて、世界中が東京に向かって動き出した、ということです。
前回の東京オリンピックは50年近く前に行なわれましたが、
非常に大きな経済効果をもたらしました。国立競技場なども
作られましたし、戦後の日本の復興を象徴するイベントとして
世界中が注目した大会だったと思います。東京オリンピック
の後、日本は高度成長期を経て、バブル経済に突入した
わけです。
かつての東京オリンピック以降、日本と東京の名前は世界
中に知れ渡りました。日本に興味を持ってくれる外国の方は
増えたと思いますし、実際、日本語教育ブームと言うのも
おきました。1980年代、90年代はオーストラリアの学校で
日本語を教えるところが増えました。それだけ、世界が日本
を見ていたのだと思います。未だに、「日本人である」という
だけで、ほぼ無条件に信用してくれる人はたくさんいますし、
日本の製品（車なども含めて）へは多大な信頼をしてくれて
います。
しかし、残念ながら日本経済の衰退と共に、日本の知名度
や信頼度は緩やかに下降していっていると思います。また、
日本に興味を持ってくれる人が少なくなっているのも事実
だと思います。オーストラリアでは2000年代に入ってから、
日本語を教える学校が少しずつへってきていました。
労働党が政権を握った際に、外国語を見直そうと言う方針が
出ましたが、残念ながらそれで人気が出たのは中国語や
韓国語だったりします。近年、Ｄａｉｓｏなどの企業が進出
していることもあり、少しずつですが日本を見直す風潮は
出てきています。
7年後のオリンピックは、みなさまが知っている限りで最大
規模のイベントが日本で起きることになると思います。
東京だけではなく、日本中でたくさんの可能性が生まれると
思います。日本経済の発展にも繋がりますので、
オリンピックの仕事に貢献したいと思う方もたくさんいると
思います。来週は、オリンピックで仕事をする為には
どう準備すべきかに関してお話いたします。
ブリスベン留学へのお問い合わせはこちらから！
Brisbane@ssaust.com.au (Ryo)
