夏の終焉

連日４０度を超えた、異常に暑かった今年の夏。空気はきれいな日も多くて、上海にしては珍しい、こんな夕焼け空が見える日もあったり。それでも、夜でも３０度をゆうに超えていたので、遊びたい盛りの娘を外に連れ出すのも難しく。毎日のようにマンションのキッズルームで体力を消耗させ、それだけでは私も飽きてしまうので、あちこちの有料の室内遊び場に出かけてみたり。上海の遊び場、前にあったところが潰れていたり、一方で新しいところができていたり、移り変わりが激しい。そして、夏休みは平日休日問わず、けっこうな混み具合。普段は少ない幼稚園児も多いので、１歳台の子たちにとってはちょっと危険なこともあって、目が離せない。それでも食事は重要な中国人、お昼の時間帯だけは嘘のように空くので、ここが狙いめ。滑り台逆走中の娘。小柄ながらも腕の力はかなりのもの。運動能力もこの一夏でずいぶん向上して、歩き方がぎこちなかったはずが、小走りであっという間に遠くに駆け出してしまったり、トランポリンでジャンプを少し楽しめるまでに。そして、いつまで暑いのかとうんざりしていたのに、９月に入るなり急に気温が１０度近くも下がり、あっという間に秋の到来。やっと外を散歩できるようになって、娘もご機嫌。まぶしい光に目を細めたり、自分の影を追いかけたり、落ち葉を夢中で集めている姿を見て、ずいぶんと自然に飢えさせてしまったなあ、と反省。短い短い上海の秋、あっという間に寒くなってしまうので、今のうちにたくさん外遊びさせたいな。