前編はこちら(→☆)
さて、2人目の妊娠、出産以来、だんだん乾癬が悪化してしまった私。
上の娘が11歳、息子が4歳になり、仕事と家庭の両立も
結構スムーズになってしばらくした頃、
私はリストラに遭ってしまった。
当時のことについてはこちら(→☆)
なんと、このリストラのおかげで、
乾癬が寛解するという不思議なことが起こった!
6ヶ月ほどの再就職探し中の夏に、
父の3回忌があり、家族4人で日本へ里帰りした際のこと。
本当は2週間滞在し、アメリカへ戻る予定だったのだが
(旦那は1週間のみの滞在)、
せっかくの機会だし、子供と3人で、滞在期間を
1ヶ月に延ばすことにした。
また仕事が決まったら、早々来れないし。
法要を済ませ、旦那を成田まで送った後、
妻であることや、母親であることをちょっと脇によけて、
実家にて母の娘として思い切り甘える日々が始まった。
(とはいっても、ちゃんと子供の面倒はみたし、
家事も手伝いましたよ~。)
すると!1週間の内に、硬かった乾癬のパッチが
薄くなり、ほろほろと剥がれ落ち、
スムースな皮膚が顔をのぞかせてきたではないか!
これには私もびっくり!
湿気のある気候があっているのかしら?
毎日の日本食によるもの?
と考えた。
いや、多分、日常のストレスからスコーンと開放された
ことによるのではないだろうか。
あれは、今振り返っても夢みたい。
リストラに遭った良かったと思った、
ちょっとその矛盾に複雑な感じ。
アメリカへ帰国した時には、まっさらなきれいだった皮膚も
しばらくして再就職先も見つかり、
また日常に追われる日々が始まったら、
また乾癬は戻ってきてしまった。
その後、悪化の一途を辿り、
立ったまま入る、タンニング(日焼け)ベッドのような
医療用のUV機器での治療を受けることになった。
これは、思いもかけずよく効いた。
頭皮やでこぼこの爪を除き、あれよあれよと、
クリアーになる皮膚。
治療前には、身体の20%は乾癬で覆われ、
夏でも長袖、長ズボンという状態だったので、
これには救われた。
現在は、乾癬性関節症を発症後、
食事に気を遣い、
メソトレキセートを服用し、
先週まで、ポイント照射方のUV治療を受けていたので、
とりあえず、寛解に近い状態。
ここ2年ほどは、半そでも着れている。幸せ。
これからこの治療を受けられない日々が来る(→☆)ので
また悪化してしまうかもしれない。
いつか、乾癬、というか膠原病の遺伝子を直接コントロールできる
薬とか出来ないかなあ。
この病気と共に生きている方々、
お互いがんばりましょうね。
おまけ。キム・カーダシアンが乾癬の診断を受けたときのビデオ。
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