年を取るにつれて、時間がたつのが早く感じるようになってきた。
もちろん、職場で、
ああ、早く5時にならないかなあ、と
ちらちら時計を眺めるときもあるけれど、
1日があっという間に過ぎる。
これは、1日という時間を人生の全体と比較した時に、
若い頃と比べ、比率が少ない為だろうか。
それとも、こまごまとしたことに追われてはいるものの、
惰性的な日常なので、ふわりと過ぎていくだけからなのか。
1週間、1ヶ月、また1年という期間を
振り返ったりすると、
あれ?いつの間にこんなに時間が経った?
とびっくりすることも。
例えて言うなら、
ひとりだけ、時間がゆっくりになる魔法をかけられて、
周りは普通のスピードの時間が流れているけれど、
私から見ると、超スピードに感じられるような。
え?余計わかりにくいデスカ?
時間といえば、私の好きな本の一冊に
ミヒャエル・エンデのモモがある。
“これは、イタリア・ローマを思わせるとある街に現れた
「時間貯蓄銀行」と称する灰色の男たちによって人々から
時間が盗まれてしまい、皆の心から余裕が消えてしまう。
しかし貧しくとも友人の話に耳を傾け、
その人自身をとりもどさせてくれる不思議な力を持つ少女モモが、
冒険のなかで奪われた時間を取り戻すというストーリー。”
(Wikipediaより抜粋)
この本は日本の短大で哲学のクラスを取ったときに、
授業で取り上げられ、初めて読んだ。
児童書ではあるが、大人にもおすすめ。
私も、今でも1年に1回は読んでいる。
実際、エンデの真意は、
“「時間」を「お金」に変換し、利子が利子を生む
現代の経済システムに疑問を抱かせることが目的だった”
というが、時間にもお金にもがんじがらめに
しばられない生き方とは、と考えるのにも
いい本だと思う。
明日は花金。
職場での時間が早く流れますように!・・・あれ?
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