娘と二人で久々のお出かけ。
二人で過ごせる時間もあと少し、大切に。
タクシーで帰路につくと、疲れた娘は眠りはじめた。
大きいお腹をクッションに、気持ち良さそう。
・・・さて、寝たはいいけど、こうなると降りる時大変。
タクシーの運転手に「睡覚了!」と笑われながら精算し、
片手で娘を抱きかかえ、もう一方で買い物袋とバギーをかついで下車。
たった数100mとはいえ、この状態で家の玄関の鍵を開けるまでが苦難の道。
でもこんな時、きっとその辺の中国人が助けてくれる。
男性も女性もすぐさま気付いて、ドアを開けてくれたり、荷物を持ってくれたり、何ができるかわからないけどとにかく近寄ってきて「需要帮忙吗?」と声をかけてくる。
海外で初めての出産、正直不安もあった。
何かあってもすぐ近くに頼れる両親もいない。
でも、この国の人は、全然みず知らずの人でも、何かあったらきっと助けてくれると思う。
臨月の妊婦が道端でかがみこんでたら、
おせっかいなおじさんやおばさんが寄ってきて、
タクシーやら呼んでくれるんだろう。
だから今は何も心配していない。
中国で二度の妊娠、育児生活を経験して、よくわかった。
ひと昔前の日本みたいに近所の人皆が助け合ってる。
この国の人と直接関わり始めて早9年、
学生、旅人、会社員、妊婦、ママと・・・
色々と立場を変えながら色んな人と接してきた。
正直、独身時代はなんじゃこの国は!クサレ国民が!
とか思うことも多々あったけど、
自分が弱者の立場になってみて初めて、中国人の温かさを知った。
人間を、短期間で、たった一つの面で判断してはいけない。
いいところもあるし、悪いところもある。
どの国もきっとそう。
もうすぐ出産、また中国の文化を一つ知れるいい機会。
どんどん突っ込んでいきたいものです。
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