今日は少し職場の人の話。
---大ボス---
勤続40年ウン年になる彼は、工場長などを歴任したせいか、
言葉遣いが荒く、興奮したり、機嫌が悪くなると
FやSの付く言葉を発する。
普段は、気のいいおっさん、といった風情だが、
仕事で、真剣になると、熱くなり、そいういう言葉が
つい飛び出てくる様子。
私が、この職場で働き始めたとき、
おお、ヨーコ・オノ!
という寒いジョークをかました。
日本人の女性というとやっぱり彼女なのか。
つい最近も違う名前で呼ばれた。
すうっと、私のところへ寄ってきて話かける彼。
ああ、そういえば、最近、取引先の人とあった時
君の名前がでてね。
えーと、なんだっけ、カラオケ?
・・・・・・
おやじジョーク炸裂。
私の名前はカラオケではありません。
冷房で冷え冷えの職場がさらに凍ったのだった。
---隣の部署のおやじ---
彼は、おやつハンター。
毎日、4階あるビルの中をくまなく歩きまわり、
おやつを探し回る。
確かに、これだけたくさんの人が働いていると、
朝食に誰かが持ってきたドーナッツ、
ランチミーティングの後の残りものサンドイッチ、
誰かが誕生日に持ってきたおやつなど
どこかに何かがある。
(ちなみに、自分の誕生日に自分で職場に差し入れをするのは、
アメリカの会社ではよく見られます。
今日私の誕生日なの♪てな感じで)
その彼は、時々収穫後に、2階のA会議室にベーグルあったよ、
とか耳打ちしてくれる。
私は行ったりしないけど、ありがと、と一応言っておく。
なんで、そんなに、おやつが欲しいのか。
狩猟本能?まさかね。
多分、タダだからだろうな。
---メールルームの人---
彼は、ビル全ての郵便物の管理をしている。
メールルームで仕分けなどの作業の他に、
郵便物を社員に配るのも彼の仕事。
すごく早足で、静かなので、
メールがテーブルにポンと置かれる音を聞き、
ありがとう~、という顔を上げる頃には、
既に彼の姿はもうない。
一日に最低2回は、ビル内を配達して歩いているので
かなりの距離を歩いていると思う。
ある日、ランチタイムに外に出ていた私は
駐車場で彼を見かけた。
スニーカーを履いている。
あれ?もしかしてウォーキング?
と聞くと、
そう、との返事。
歩くの好きなんだ、と言う。
あれだけ歩いているのに、まだ歩き足りないの?
感心して、ほお、と思わず声が出た私。
私も見習わないとなあ、と思った午後だった。
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