ローカルのクラスメイトから香港人気No.1のお寿司屋さんと聞いて、『板前寿司』に行ってきました。
この『板前寿司』、"香港の寿司王"と呼ばれている、
"鄭威濤(Ricky Cheng)"さんが経営している。
"香港の寿司王"って、『お寿司KING』ってことでしょ
なんか、ステキだ
このリッキーさん、『板前寿司』だけでなく『板長寿司』、そして『味千拉麵(味千ラーメン)』を経営している。
『味千ラーメン』、ご存知の方も多いのでは?
東京では見かけないのだけど、中国、そしてアジア各国の空港の中にたいてい入っている、
あの『味千ラーメン』です。
この方、すごいのが小さい頃食べた寿司の味が忘れられずに、19歳の時日本に留学。
2年間の寿司修行を経て、その後香港に戻り、
2004年最初の寿司店をオープン。
って、2年間だけ
職人の道って、包丁握るまで5年とかそんなんじゃなかったっけ・・・
いやー、パッション(情熱)は経験、知識を上回るのかしら?
すごいわぁ
リッキーさん、今や香港を中心に中国、マカオ、シンガポール、日本などに、
あわせて30店舗以上の寿司店を経営されています。
鄭威濤(Ricky Cheng)のプロフィールはこちら←(in Chinese)
さて、肝心のお店。
外観↓
『板前寿司』は回転すしスタイル↓
メニュー。寿司だけでなく、刺身の取り揃えも多い↓
『本場の和の味をお届けいたします~』とのこと。写真もキレイ↓
メニューの表記は広東語、英語、日本語の3つ。
明朗会計、このスタイルは日本式だね。価格帯はHK$9-HK$40(100円~440円)↓
ウニ、とびっ子withマヨネーズ、いくら↓
サーモン、炙りサーモン、えび↓
マグロ、さんまなど↓
穴子一本、美登利寿司みたい↓
大トロ、1貫HK$35(=380円)↓味はOK、しかし脂の乗りにムラがある、おしいなぁー。
★日本と香港のお寿司屋さんとの違い
・わさびは別盛り(醤油に各自で足して使う)
・サーモンが一番人気
・お酒を飲んでいる人が少ない
★「板前寿司」の良いところ
・回転寿司と言えど、テーブルにある紙でオーダーできるので、何でもできたてが食べられる
・お店が全体的にキレイ
・回転寿司の割には、高級感がある
・お米の味がGood(ちゃんと日本米だと思われる)
・お寿司ロボットを使っていると思われるが、お客さんからは見えない
(裏でご飯は調理していると思われる、その配慮Good)
★「板前寿司」のいまいちなところ
・軍艦のお米がつぶれている(圧縮しすぎじゃい)
・ご飯が大きすぎる
・ファミレスの雰囲気が残り、「寿司」の特別感、高級感に欠ける
お値段は、お酒抜きで2人でお腹いっぱい食べてHK$330(=3500円)
「板前寿司」は、回転寿司スタイル。
日本で言うと「くら寿司」「かっぱ寿司」「スシロー」あたりとかぶるイメージ。
『○』か、『×』かと聞かれれば、『○』です。
この味で、この値段ならOKだと思います。
私も、たぶんまた行きます。
しかし、しかーーーーーーーし、
これが香港人気No.1
寿司を、トロを、いくらを、ウニを、海老を、心の底から愛する日本人として、悲しいわぁ
なんせ、1時間以上待ったし。(日曜、夜6時で40組待ち)
香港人、そんなにお寿司好きなら、違った形態の寿司屋もありなんじゃないかな・・・
もっと良くできる気がする
というわけで、
『香港、寿司マーケットにまだ可能性あり』