最近、アバクロンビー&フィッチにインターネットで非難が集まっている。
それがなんと、アバクロのCEOが6年前にインタビューに答えた記事がもと。
アバクロの製品を買うのをボイコットしようという動きもあるらしい。
その問題の発言とは、アバクロはクールで人気者の若者向けに洋服を
作っているので、それ以外の若者には着て欲しくない、というもの。
なんとなく、そういう発言があったと覚えている。
A&F CEO Mike Jeffries こんな感じで攻撃されています。
で、今回また炎上した理由は、その発言をもとに
あるインターネット雑誌のライターが記事を5月のはじめに書いたことによる。
その記事には、アバクロはXLと2XLの女性服を作らない。
太った女性にはアバクロの服を買いに店に来て欲しくないから、
と書いてある(リンクはこちら)。
ご存知のとおり、多くのアメリカの人々は肥満に悩まされている。
でも、今は、“あるがままが美しい”という自己肯定を勧める時代。
よって、人々はインターネットで怒りを吐き出しているのだ。
私は、デザイナーがターゲットを絞ってデザインするのは当然だとは思う。
でも、CEOがそれを公的な場で堂々というのは、
マーケティング的に大失敗。
大昔に発言したことでも、インターネットは忘れないのね。
アバクロがこれからプラスサイズを作るかどうか注目ですね。
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