下記、ちょっと前にサンパウロ新聞に掲載されたニュースですが、コレ、家具だけではなく、何にでも反映される傾向なのでは?と思います。
「質」より「デザイン」重視傾向=家具購入者調査 13/04/08 (6:06)
今年の家具市場についてIEMIは、生産は昨年比5.5%増、小売りは数量ベースで同6.8%増、金額ベースで同9.7%増とみている。12年の対前年伸び率はそれぞれ2.0%、4.5%、8.0%だった。政府の消費刺激策(減税)に乗って昨年、白物家電や自動車を購入した消費者らが今年は家具市場に戻ってくるとの見通しから、昨年を上回る伸びを期待している。家具への支出額は平均で1170レアルとみられている。
2013年4月6日付
41%の「美しさ」と10.3%の「エレガントさ」を足すと、半数を超える訳ですね。
おそらく、家電や電子機器などでは、「機能」の重要さは上がるかと思いますが、それでも、一定の機能を満たしたら、後は手の届く価格帯での「見た目」勝負なのではないでしょうか。
だから、新バス停もガラスなんじゃないかなー。モダン建築もなあ・・・。機能より見た目。だから面白い!という反面、日本のプロダクトデザインだとか建築への美意識が伝わりにくい風土かもしれませんねえ。今更ながら、妙に腑に落ちたのですよ。