こんにちは、最近この熱気にあいまって、
またジョジョ熱が上がって4部~ストーンオーシャンまでついつい読んでしまったむーみんあいです。
去年の雲南一人旅の後日談があります。
ビジネスネタとしてひとつ参考に。
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さてさて、雲南の大理に行った時のこと。
大理は中心部に「洱海」という巨大湖があるので、
ゆったり景色を眺めようと、遊覧船に乗りました。
そこで私、ポラロイドカメラの「チェキ」を持ってたんです。
撮ったらその場ですぐ写真が出てくるやつ。
旅の道中で友人や家族に手紙を書く時に、
写真を同封したいなって思って。
そして船が湖を走り始めて、
しばらく一人でパシャパシャと写真を撮っていたところ、
周囲の乗客とガイドのお姉さんが「チェキ」に非常に興味を示した。
「それ何?!ちょっと、貸して!!」
最も食いついてきたのは、ガイドの若いお姉さん二人組。
日本のデジタルカメラは中国でも非常にポピュラーですが、
こういったポラロイドカメラは初めて見るようでした。
興味津々な様子だったので、思わず貸しちゃいました。
でも、これが間違いの始まりだった!!
最初の一枚は私が撮ったんだけど、レイアウトが気にいらなかったらしく、今度は自分で撮るとカメラを取り上げられる。
そしてもう一枚、もう一枚と、何度か試し撮り。
ジーッとすぐに写真が出てくるのが面白いらしく、
一枚撮ってはキャーキャー騒ぎ、
また一枚撮ってはキャーキャーキャーキャー。
うん、喜んでくれたのはいいんだけど、
これフィルムの数が限られてるからあんまり消費しないでよ?!
ようやくカメラを返してくれたんで、
しばらくは手放さないようにしっかり持つことにした。
その後、船は離島に到着して、
ガイドのお姉さんはトラメガでガイドを始めるが、
そんなことより、横目で私のカメラを狙ってる様子・・・!!
ちょっと時間が空いては、
「カメラ貸して~」と調子に乗り始めた!!
こ…この娘っこめェェェ~
「これが最後だよ!!!」
と、釘を刺したが時すでに遅し。
ガイドそっちのけで二人の大撮影会が始まってしまい、
私にカメラが返却された時にはフィルム残数ゼロ…!
これは、手紙用の、貴重な貴重なフィルムだったんだぞォ~!!
お姉さん怒ったぞォ~!!!!!
てか、ガイドの仕事ちゃんとやって。せめて。
と、言ってやりたかったが、
本人たちのあまりの喜び様に、怒る気持ちも失せてしまった。
ポラロイドカメラでこんなに喜ぶんなら、まいっかぁ。。
と、惨敗した一日でした。
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さて何でこれがビジネスネタなんでしょ?
日本といえばキャノンやソニーのデジタルカメラが有名で、
中国人は日本製のデジカメを求める人が多い。
しかし、「ポラロイドカメラ」。
これってそんなに有名じゃないけど、売れる可能性があるんじゃあ?
つまりチャンスだと思うんです。
「チェキ」の価格をこの人たちに言ったら、
「安い!!欲しい!!どこで買えるの?」
でした。
ようく考えてみれば、ポラロイドカメラって中国人の性格に合ってませんか。
一人でポーズを取ってまで個人写真を好き好んで撮影するし、
それがその場で見られるんなら、もっと嬉しい。
カメラとしては劣るけど、
イベントを楽しく盛り上げるための「おもちゃ」として位置づけるなら、
欲しいって思うかもしれませんね。
しかもフィルムは消費財だから、もし客がつけば延々と買ってくれるでしょう。
電池で動くから充電器の変圧問題もクリアできるし、
そのまま輸出するにはもってこいの商材でしょうね。
ということで、淘宝で個人店舗などやってる人は試してみては。
商機はどこに転がってるかわかりません。
これからも日常生活を凝視して生きていこうと思います
♪Mumin Ai♪