こんにちは。
ケアンズ支店のHiroです。
本日は、ブッシュファイヤーのお話です。
ブッシュファイヤーとは、所謂、日本で言うところの「山火事」ですが、オーストラリアでは毎年、夏のシーズン12月~2月の間にこの山火事がオーストラリア各地で起こります。
オーストラリアと言えば、コアラ!
コアラと言えば、ユーカリの木!!
そうユーカリの木が多く生息しているオーストラリアでは、特に、油分を多く含んだユーカリの木を中心にブッシュファイヤーが起きることも多々あります。
人的に火災になったというケースも勿論ありますが、それよりもブッシュファイヤーの場合には、夏の時期の非常に乾燥したシーズンに自然発火して起きることが多くなります。
今年は、タスマニア州、ビクトリア州、ニューサウスウェールズ州と大規模なブッシュファイヤーが起きており、ここ最近は連日のようにニュースや朝の情報番組で真っ先に取上げられています。
幸い、私の住んでいますケアンズは湿度がある為に、上記の州に比べるとブッシュファイヤーの起きる階数は少なくなりますが、それでも稀にあります。
日本よりも広大な土地があるオーストラリアでは住宅街の直ぐ近くに山や森が沢山あることは一般的な為、一旦ブッシュファイヤーが起きると近くの住宅街などに多大な被害がおきることもあります。今年も残念ながら多くの方が火災で家を失ってしまいました。。。
人的に起きたブッシュファイヤーは、自然発火したものと比べ基本的にはなかなか消火活動が進みません。
勿論、自然発火でも周りの状況や環境により長期間燃え続けるということも今回のようにありますが、ある程度の時間が経てば自然に沈静化していく傾向にあるそうです。
また、このブッシュファイヤーの時期に併せて開花をするオーストラリア特有の植物もあり、火災によりはじけた実が大地に落ち、成長していくという自然のサイクルが成り立っています。
こう考えると、やっぱり自然のパワーには驚かされます。
何千度という炎の中で耐えて、成長するというのは単純ですが、凄いことです。
なので、実際、小規模なブッシュファイヤーで近くに住宅街などが無いと判断された場合には、特に本格的な消火活動をせず、自然に沈静化するのを見守るようにしています。
http://www.youtube.com/watch?v=w1NU9nCwgkE
山火事でもいろいろと考えさせられるオーストラリアです!!
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