私と娘が上海に戻ったのは、娘が生後三ヶ月後半の時。
そこから一歳近くなるまで、
特に日本人ママ友達を作ろうとはせず、
コミュニティに属しようとも思わなかった。
空白の、一年間。
何をしていたかというと、
お食事とねんねの時以外、ほぼ一日中公園にいた。
自分は中学生くらいの時から1人行動が当たり前で、
食事でも映画でも旅でも、基本1人。
だから公園で中国の人々をぼけーっと観察しながら、
娘とのんびり過ごす毎日、けっこう好きだった。
毎日のように公園にいるもんだから、
顔なじみのお店の人とか中国人ママとかもできてきて、
中国的公園デビューを果たしそうな感じだったけど・・・
ふと考えた。
娘にとって、これでいいのだろうか?と。
いくら私と夫が中国コミュニティに馴染もうが、所詮は日本人。
娘ももちろん日本人、いつかそれを実感する時がくる。
娘には、日本人のお友達が必要なのではないか?
娘のために・・・娘のために・・・
そして、今まであえて避けていた古北に移住することを決めた。
娘に、日本人のお友達を作ってあげよう。
それが唯一の目的。
内心、古北で暮らす日本人に、ヘンな先入観があった。
中国的なアレコレにアレルギー反応を示して、
過剰反応して不確かな噂を頼りに生きている人たち。と。
でもそれは違った。
この一年でわかった大きなこと。
1人お友達ができると、あっという間に輪が広がり、
いつの間にか日本人ママコミュニティの一員になっていた。
不思議なことに、周囲のお友達は、
どこか過去自分と似たような経歴をたどっていたり、
海外を転々としているような子だったりで、
恐らく駐在員奥様の中では少数であろう人種。
古北にこんな素敵な日本人ママが潜んでたなんて、
もっと早く知っていればなぁ、なんて思った。
大学の頃からずっと友人にはかなり恵まれている。
ママになったからって、変わらないんだね。
自然と、似たような感性の人が集まる。
天に感謝。縁に感謝。
なんでこんなことしみじみ振り返ってるかというと、
ワカちゃん親子が割と長期、日本に帰国するとゆーことで、
なんか・・・
上海でママになって初めて、「飲みにいこう」と言われた。
子連れでフツーにさらっと飲みにいける、
しかもビール、しかもペースが同じっていう…
一年前のあの頃、
離れて寂しいと思うような友達はできないと思ってた。
でも、できたんです。
今それを実感しているところ。
わたし何だか中国に縁があるみたいなので、
また中国で会えるでしょう♪
飛行機の旅、お気をつけて~!!
機内ではどうか、ね~んね♪(笑)
♪Mumin ai♪
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。