「ちょっと良いかしら?これどう思う?
酷いわよね!私ここに25年住んでるけど
こんなの見たことない!」
と、ほろ酔い気分のおばはん。
「へー。」とおいら
おばはんの駐車した車の隣に誰かの車が
駐車をした。
それも、おばはんの車が当たってるんやないか
と思うほどスレスレに止まっていた。
確かに一瞬、助手席のドアが当たって見えるが
当たってはいない。
そもそも、おばはんが変な駐車の仕方をしたのが
原因であり、おばはんの車の隣に車を止めた人は
とても勇気がある人で運転が上手い人だと思った。
もしかすれば、おばはんが車を駐車スペースから
出す時に、自分の車に当たる可能性が大であり
おいらなら、こんな所へは車は止めないだろう。
そして、おばはんやっぱり言い訳が始まった。
「私は2つお気に入りの駐車スペースがあるの。
こことここね」と指をさした。
指をさした場所はもちろん今止まっている場所と
直ぐ後ろの場所。
何で2つあんねん?ここは誰もが好きな所に駐車
出来るって契約上書いてあるやんけ。
わがまま過ぎるんちゃうん?
「25年住んでるけど前はこんな問題なんて
なかったのよ」
ん?おまえ数ヶ月前は住んでるの20年ていうたやないけ。
「住人も増えたからしょうがないけど。とにかく
私は酷い腰痛で上手く駐車できなかったのよ」
ん?車を後ろ向きでは駐車スペースに入れてないよね。
どこをどうみても前から駐車しとるやないけ!
「車動かしたいんだけど、腰痛が凄いから
手伝ってもらえる?」
内心「ゲッ!」と思ったが人助けと思いOKをした。
車を出す手順としては前方にかなりのスペースが
空いているのでとりあえず左斜め前に切り替えして
もらい、リバースすると簡単に車が駐車スペースから
出るというシンプルなもの。
おばはん車乗る→エンジン掛ける→いきなり真っ直ぐ
行こうとする→おいらビックリしてNO〜〜〜!という
→おばはんビックリしてエンストする→エンジン
掛けなおす。
とその時住人の一人が買い物から帰ってきた。
おばはんの車に近づいてきた。
おいらは助けるてくれるのかと思ったその時!
「いいかよく聞け!お前が変な駐車の仕方を
するからいけないんだ!全部お前がいけない!
このわがまま女!お前はクレイジーな女だ!
今度こんな事してみろ警察に電話するからな!」
とこの住人はおばはんに言った。
Fワードとビoチを使いまくり、おばはんを撃破!
おばはんは半べそかいて震えていた・・・。
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