こんにちは、コウダイです。
だんだんと寒くなってきていますが、それでも子供は元気ですね。
昔は半ズボンをはいて走り回っていたのが、今はハーフパンツに変わっていますが、それでも冬はハーフパンツで駆け巡っている子供を見ると、〈子供は風の子だな…。〉と心の中でつぶやいている私ですが、皆さん子供の時と比べると体力は落ちていますか?それとも冬でもアクティブに運動している大人に成長してますか?笑
海外旅行や留学に行くと、飛行機に乗りますが子供は三半規管がまだ未成熟な為、乗り物酔いをしやすい、といいますね。
子供は乗り物が好きな子が多いので、きっと飛行機に乗るときは大興奮だと思いますが、実際に飛行機の中での長時間フライトはどうなんでしょう。私は80年代バブルの時代に親に数回ハワイに連れてってもらう。という素晴らしい経験をさせて頂きましたが、ハワイの空港に着く度、気持ち悪くなって吐いていた記憶があります。
今は改善されていると思うのですが、到着して外を通るともくもくと煙るタバコの臭いが、「おえっ」のとどめを刺してくれていましたね。苦笑
最近の飛行機ではアシスタントをつければ、子供でも1人で飛行機に乗れたり、様々なサポートがありますが、子供が海外に入国する際には国によっては複雑なルールが設けられています。
そのひとつが渡航同意書と呼ばれるものです。
これは、Consent Letter for traveling with Childrenと呼ばれるもので、父親や母親など片方の親と子供だけで旅行する時に必要になる書類です。フォーマットはこちらから。
特に、離婚をされている場合のシングルマザーやファザーの場合はカナダに入国する際などに子供に関する質問を受ける事があります。
*その子の父親/母親はどこにいるのだ?
*なぜ、カナダに来たのだ?
*何が目的なのだ?
などなど、いろんな事を聞かれると思います。
この厳重体制には、『子供の権利を守る』という部分の強いカナダならではのセキュリティ対策でもあります。
必要書類さえ持っていれば、ある程度スルーできると思うのですが、例えば英語を勉強する為に親子留学に行ったり、下見留学に行くのであれば、英語は当然不自由ですので、全てを具体的に英語で説明することは至難の業だと思います。しかも、プライベートな話を根ほり、葉ほり、『この人達なんて失礼なの!?』と思ってしまっても仕方ありません。
そこで、
という質問です。
これはやはり離婚率の高い海外で結婚や国際結婚による親権の問題がこじれて、大きな問題になっているという事が背景にあります。
もちろんしっかりとコミュニケーションをとる事の英語力があり、交際を経てお互いを理解したうえでの結婚であれば問題はないと思います。
意思疎通のできる語学力と文化への理解力をお互いに備えていれば良い事かもしれませんが、日本人同士でさえ育ってきた環境が違えば、すれ違いは否めませんので、決して簡単なものではないと思います。
一時的な情熱や燃えるような感情に相反して、言葉や文化への理解は、とても面倒な事に感じるかもしれませんが、望まない妊娠や情熱的な出会い、雪山のゲレンデマジック然り、海外マジックにかかってしまったり、ビザの関係上でどうしても海外にいたい!という、気持ちが大きく高まった結果、結婚⇒離婚という結果を向かえる人も珍しくはありません。
しかし、夫婦だけならまだしも、ここに子供が登場すると、話は養育権の問題へと発展します。
国にもよりますが、カナダやオーストラリアを含む多くの欧米諸国では、海外で結婚をして子供が生まれた場合、その子供の養育権の問題が解決していなければ、子供を連れて里帰り(日本帰国)する事さえ簡単には進みません。
離婚直前、又は離婚後で非常にストレスフルな生活をしていれば、やはり祖国である日本が落ち着きますし、家族が守ってくれます。しかし、父方・母方双方の合意や離婚条件がそろわなければ、離れる事ができません。
話の折り合いがつかないうちに、子供を相手方(父親、母親)に内緒で日本に帰国した場合、『拉致・誘拐』" Abduction"という罪が適用されてしまいます。高校でも勉強したかもしれませんが、いわゆる“ハーグ条約”です、
子供を日本に連れて帰り、相手方に連絡先を一切教えなければ、一生元夫、元妻と関わる事なく、面倒な思いもしなくてもすみます。
拉致といえど中には、深刻なDVが原因の人もいますし、明確な理由がある事も多々あります。しかし英語に疲れてしまって、しっかりとその内容が立証された書類を英語できちんと作成していなければ、それは拉致とみなされてしまうのです。理不尽な事も多々ですが、それが現状です。
その為、シングルマザー、ファザーと子供の旅行には、もう片方の相手側が、旅行を許可しているという証明やレター、又は養育権、親権を示す英語書類が必要となります。
実は、この"自覚症状のない子供の誘拐"の要注意国に、「JAPANESE」という不名誉なブラックリストに、日本人が名も連ねているようです。
これは日本のシステム問題上かもしれませんが、それと同様に日本の国際力のなさや英語力の(または英語圏文化への理解)低さを露呈しているようなものでもあります。
本当に英語さえ理解できていれば、解決できる問題なのに。。という事は、ビジネスシーンでもプライベートでも本当に沢山あると思います。
『自分には関係ない』と思ってパスしてしまうのではなく、『あったら人生得するもの』として気楽に考えて英語の勉強をはじめてみても良いと思いますよ。
▼ペアレンタル・アブダクション (Parental Abductions)について以前、オーストラリアのディスカッション番組で日本が取り上げられていました。番組内容は一方の意見なので、真実はともあれ、冤罪問題や外国人差別も多い日本の司法システムにも大きな問題はあるのかもしれません。
ちょっとショッキングな内容もあるかもしれませんが、もしご興味がある方は、こちらのリンクからどうぞ⇒Insight "Child Abduction"
*約23分頃から日本のケースが登場します。
■英語を知ってて得する事はこれからの国際社会、どんどん増え続ける事だと思います。だったら、人生ちょっとでも得する為に、一度海外生活をしてみましょう♪
ア フォーリーフ海外留学NPO
▼▲▼ 資料請求はコチラからお待ちしております ▼▲▼
▼▲▼ メールでのご相談は、support@a-four-leaf.com ▼▲▼
▼▲▼ お電話でのお問い合わせ 050-5532-7644 ▼▲▼